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小麦粉とバターをメインにした生地を幾重にも重ねて焼きあげる「菓子パイ」。サクッと軽やかな食感と、リッチなバターの風味が広がるシンプルな味わいは、古くから世代を問わず親しまれているおやつのひとつです。今回は仕事中のおやつとしても重宝する、大人がハマる菓子パイを集めました。持ち運びにも軽くお日持ちも長めなことから手土産としてもハズさない逸品ばかりので、年始のご挨拶などにもぜひお役立てください。
1:躍動感溢れる食感と後を引くほんのりとしたチーズ感が絶妙な「湘南チーズパイ」
片手で持てる小さな箱を開けると、粉砂糖たっぷりとともにぎっしりと詰まった細長いパイが顔を見せる「湘南チーズパイ」。力強く、かつもろさも感じる独特の食感は、パイ生地とクッキー生地を交互に重ねているから。主張しすぎないマイルドなエダムチーズを使い、ザクザクと楽しい食感の後に鼻に抜けるほんのりとしたチーズの香りが後を引きます。紅茶にもコーヒーにもワインにも合う、どの時間帯にも楽しめる躍動感あふれるおやつです。
2:甘さの中に感じるほんのり塩味と昆布の旨味が魅力! おつまみ系「こんぶパイ」
ビール党のおつまみとしても持参できる菓子パイがこちら。嘉永元年(1848年)創業から、昆布一筋で170年続く『小倉屋山本』が手がける「こんぶパイ」です。昆布の旨味を十分に引き出すために 老舗ならではの加工技術を使った専用パイ生地は、北海道産昆布の調味料を練り込んであります。甘さはごく控えめで、昆布の風味を引き立てる岩塩のアクセントが、ビールだけでなく、日本酒やワインにもマッチします。
3:まるで夜空に咲く大輪の花火! 日本一の花火をイメージした「長岡花火パイ」
毎年8月に2日間で100万人が足を運ぶ新潟・長岡の花火大会。夜空に打ち上げられる長岡の夏の風物詩である3尺玉をイメージしたパイが「長岡花火パイ」です。放射線状に広がるパイはまさに花火そのもの。サクサクと軽い食感と、香ばしいバターのおいしさが広がります。長岡と新潟に15店舗を展開する洋菓子店『ガトウ専科』の定番であり、新潟土産としても人気の変わり菓子パイです。
4:職人が手作業で焼き上げる! シンプルイズベストな神戸のおやつ「スイートハート」
神戸で知らない人はいない『フロインドリーブ』は、大正時代から続く老舗ベーカリー。多くの神戸っ子が小さい時からおやつに食べていた“愛されパイ”が「スイートハート」です。こちらハート型と思いきや、実はドイツで縁起が良いとされる豚の耳がモチーフ。バターの湯せんから成型まですべて職人の手作業で仕上げられるという意外性もひめた、シンプルイズベストな素朴なおやつです。
5:ワインのおともに! 黒毛和牛を練りこんだ味わい深い「ミートパイ」
岡山県の新見駅のすぐ近くにある昭和30年創業の『頌山堂』名物は、地元の名産である黒毛和牛“千屋牛”を使った「ミートパイ」。甘いサクサクっとした生地には、塩・コショウで味つけた千屋牛のミンチ肉が練り込まれています。甘さの後からふんわりと牛肉の香りが追いかけてくるパイは、トースターなどで軽く温めるとビストロで提供されるアミューズのような一皿に。ワインはもちろん、ビールのおともにも最高です。
6:大人の方が夢中になる! 表面をキャラメリゼしたほろ苦く香ばしい「プレオール」
葉山、逗子、鎌倉に展開する洋菓子店『サンルイ島』は、パリ仕込みのパティシエにより、1987年から30年間にわたり本場の味を伝えてきたフランス菓子店。ナッツやココアペーストをパイ生地にくるくると巻き込んで、焦げる直前まで焼き上げている「プレオール」は、ザクザクとした力強い食感とパイ生地の口どけの良さに、キャラメリゼされた表面のほろ苦い香ばしさがアクセントとなり、大人が夢中になる味わいです。
7:ブランデーの芳醇な香りが広がる! 濃厚な夜のお菓子「うなぎパイV.S.O.P.」
静岡県浜松市にある『春華堂』の「うなぎパイ」は、“夜のお菓子”というキャッチフレーズが印象的なロングセラーのおやつ。うなぎエキスやガーリックなどの入ったうなぎパイをベースに、高級ブランデーV.S.O.Pとナッツの王様マカダミアを練りこんだ「うなぎパイV.S.O.P」は、“真夜中のお菓子”というキャッチフレーズにふさわしく、ブランデーの芳醇な香りに包まれます。浜名湖名産うなぎパイの頂点を極めた最高級パイを召し上がれ。
※掲載情報は 2019/01/10 時点のものとなります。
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