年末年始の帰省土産は、帰りの道の駅やサービスエリア等で購入する人も多い一方で、事前に吟味して百貨店で購入したり、ECサイトでお取り寄せをする人が増えています。お取り寄せなら、わざわざお店に行かなくても、地方の銘菓や話題のスイーツが簡単に入手できます。そこで今回は、すべてお取り寄せが可能な東西の名店のスイーツをご紹介。手渡すときや食べるときに話題に事欠かないコミュニケーションツールにもなりますよ。

岐阜県中津川市にある「松月堂」と言えば、栗を贅沢に使った「栗きんとん」が有名です。その栗きんとんを葛で包み込んだお菓子が、創作栗きんとん「栗苞（くりづつみ）」です。サイズも一口サイズで、舌触りはつるりとしていて食感はもっちり。葛に包まれることで栗きんとんの喉越しはアップし、もちろん栗本来の風味もしっかり楽しめます。お年寄りや小さなお子さんが喉を詰まらせる心配もありませんね。

株式会社松月堂

創作栗きんとん　栗苞（くりづつみ）（お取り寄せ可）

兵庫県西宮市にある夙川エリアは、春になると多くの花見客が訪れる桜の名所。その一方で、有名＆人気洋菓子店が点在するスイーツ好きが注目するエリアでもあります。創業半世紀以上の老舗洋菓子店「エルベラン」はその代表的存在。ギフトに今も変わらぬ人気を誇るのが、クッキーの詰め合わせです。店名にもなっている「エルベランクッキー」と紅茶のお供にぴったりな「ティーフレンドクッキー」10種類34枚の詰め合わせは、たくさん入っているのに2160円というお手頃価格。軽い口当たりでやや小ぶりなサイズ感なので、つい一つまた一つと手が伸びてしまいます。甘さはどれも控えめで、良質な素材を厳選して使っているこだわりの味わいです。

ブランド名：エルべラン

商品名：エルベランクッキー（お取り寄せ可）

横浜山手周辺はレトロな洋館が点在するお洒落なエリア。観光地としても人気ですが、山手マダムたちに愛されるお菓子として知られるのが、ひときわ愛らしい洋館が店舗になっている「えの木てい」の「チェリーサンド」です。じっくり煮込まれた味わい深いダークチェリーと、すっきりとした口当たりのバタークリームをサクサクなサブレでサンド。40年以上の歴史を持つベストセラー商品として、今も変わらぬ人気を誇っています。

ブランド名：えの木てい

商品名：チェリーサンド詰合せ（お取り寄せ可）

スイーツ店の激戦地・自由が丘に2016年、彗星のごとく現れたチョコレート専門店「マジ ドゥ ショコラ」。カカオの買い付けから焙煎配合まで行うbean to barの本格チョコレートで人気のお店です。とことんこだわり抜いて作られたチョコレートでコーティングされた「フィナンシェ　ショコラ」は、味にうるさい本物志向の方への手土産に最適。うっとりするほどつややかなビジュアル、ガトーショコラを思わせるしっとりしたチョコレートフィナンシェと、トッピングされたほろ苦いガーナ産カカオニブとのバランスもお見事です。

ブランド名：MAGIE DU CHOCOLAT

商品名：フィナンシェ　ショコラ　5個（お取り寄せ可）

大阪市住吉に本店のある「栗新」は、お米の加工から製品化までを一貫して行っている点で大阪唯一の栗おこし専門店。創業は明治25年という老舗です。今回ご紹介したいのは、そんな粟おこしの製造技術を用いてつくられた新感覚の和菓子「いしいし」。お米とアーモンドパウダーを使った生地がベースの、サイコロ状のお菓子です。名前の由来は、美味しいという意味の「い（美）し」と団子を指す女房言葉「いしいし」とを掛けているそう。味のバリエーションは抹茶・きなこ・ココアの3種類。木箱に入っているので、ちょっとかしこまったシーンやお世話になっている方など、どこへ出しても恥ずかしくない上品さと高級感もあります。

ブランド名：栗新

商品名：いしいし三芳包み（お取り寄せ可）

東京の恵比寿と中野に店舗のある「パティスリー レザネフォール」は、温故知新やレトロモダンをテーマに数々のフランス菓子を手がけている菊地賢一さんがオーナーシェフのお店です。一度口にすれば他の人にオススメせずにはいられないスイーツが、フランスの古典菓子「ラ・パティスリー・ドゥ・オージョデュイ」からヒントを受けて作られたという「スフレ・オ・ショコラ」。フランス産カカオ70％のチョコレートを使用し、驚くほどフワフワの生地と口どけの良さでありながら、濃厚さもしっかり楽しめます。ホールタイプなので、人数に応じて切り分けて食べられるのもポイントです。

ブランド名：パティスリー レザネフォール

商品名：スフレ・オ・ショコラ（お取り寄せ可）