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クリスマスを迎えるのになくてはならないドイツの伝統菓子「シュトーレン」
毎年11月中旬から12月末頃まで販売をしている「シュトーレン」。ドイツでは、クリスマスまでの4週間のアドヴェント(待降節)の間、少しずつスライスして食べる習慣があります。時間が経つに連れ、フルーツの風味などが日ごとにパンへ移っていくため、「クリスマス当日がだんだん待ち遠しくなる」とされているのだそうです。
最近では日本でも多くのお菓子屋さんで提供されているので、目にしている方も多いかと思います。パンの中に使用しているドライフルーツはあらかじめラム酒につけておき、時間をかけて美味しさを引き出していきます。お店『ラヴィアンレーヴ』で販売しているのは、2種類。通常の「シュトーレン」とチェリー味のマジパンを使った「シュトーレン ルージュ」です。
今回紹介するのは、ドライフルーツを漬け込む際に使用している『ディロン』の「ディロン トレヴューラム <V.S.O.P.>」です。
300年以上の歴史を持つマルティニーク島のディロン蒸留所、そしてボルドーで長い歴史を有するバーディネー社の技術が出会って生まれたラム酒で、フランス政府からマルティニークA.O.C.に認定された最初のラム酒の一つなのだそうです。「ディロン トレヴューラム <V.S.O.P.>」は、オーク樽での長期熟成されているので、芳香や奥深い風味をしっかり味わうことができる、最高級ラム酒の一つです。
自分の「シュトーレン」にはなくてはならないラム酒ですが、つけるだけでなく、ストレートやロック、ソーダなどで割っても美味しく飲めるので、ゆっくりお酒を飲みたいときも良いですね。
お店ごとに材料にもこだわりがあるので、今年のクリスマスはお菓子屋さんの「シュトーレン」の食べ比べなど、してみてはいかがでしょうか。
※掲載情報は 2018/12/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ラヴィアンレーヴ オーナーパティシエ
北西大輔
富山県出身。高校卒業後、パティシエの世界へ進む。22歳より複数の有名ホテルで修行し、その間も国内最大のコンクール「ジャパン・ケーキ・ショー東京」も優勝も果たす。
その後に渡仏。パリの有名パティスリーにて1年半の修行中も、複数のコンクールにおいて準優勝や入賞する。本場フランスにて、本物の洋菓子に出会い、常に最新のことを学ぶフランス人の姿勢に感銘を受け、自身スタイルを確立。
帰国後は有名ホテルに勤務し、2014年には足立区梅島にオーナーパティシエとして【パティスリー ラヴィアンレーヴ】オープン。
お客様に洋菓子とともに、夢の様な時間を過ごしてもらいたいという想いをもち、日々お菓子作りをしています。