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実はクッキーも多いドイツ
クッキーの類はドイツでもよく食べられます。コーヒーや紅茶のお供に（Teegebäck＝テーゲベック、紅茶のお菓子と言えば、ティータイムに食べるクッキーを指します）、またクリスマス前にはたくさんのクリスマスクッキーを焼き、アドヴェント（待降節、クリスマスイブまでの4週間）の間、楽しみます。手土産にもクッキーは好まれるアイテムです。
オーガニック、ヴィーガン、グルテンフリーはもはや定番
オーガニック市場は、ドイツはヨーロッパでもトップに入るほど盛んで、オーガニックで揃わないものを探す方が難しいくらいのラインナップが揃っています。また、年々ベジタリアン、ヴィーガン人口も増えており、同じようにグルテン不耐性の数も多いようです。
こうした流れに対応した商品も数多くあり、グルテンフリーのマークもあちこちで見かけるようになりました。
今回ご紹介するのはこの3点をカバーした、クッキーミックスです。
シンプルで美味しいオート麦入りクッキー
ドイツのバウクホーフ（Bauckhof）社は、オーガニックに特化した粉製品などを多数手がけるメーカーです。
今回のこのクッキーミックスは、オーガニックであるのはもちろん、クッキーなのにグルテンフリーで、自分で加える材料によってヴィーガンにも対応できる優れもの。
自分で用意して混ぜるのは、バター＆卵か、ヴィーガンにしたい向きには植物油と好みで大豆ヨーグルトを少々。
どちらも作ってみました。
向かって右がバター＆卵、左がオイルのみのもの。
右の方が卵を入れているせいか、サクサクしていて、左はオイルのしっとり感がでます。
好みでレーズンやチョコチップ、砕いたナッツを入れてもいいですね。
材料はお子様にも安心して食べてもらえるものですし、作り方も簡単なので、親子で一緒に焼くのもよし。
オートフレーク入りでざっくりしたクッキーなので、複雑な型で抜くのには向かないと思います。
どうぞお試しください。
※掲載情報は 2018/11/26 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ドイツ食品普及協会 代表
森本智子
ドイツ在住11年、日本帰国後はドイツ農産物振興会日本事務所にマーケティングマネージャーとして勤務。2010年同団体の解体を機に独立、株式会社エルフェンを立ち上げドイツ食品・飲料の輸入・販売サポート、展示会の出展サポート・コーディネート、ドイツの展示会、会社訪問のガイド・コーディネート、ドイツ食文化セミナーの開催、ドイツの食の情報発信に関わる活動を行っています。
株式会社エルフェン：http://elfen.jp/
一般向けのイベントではドイツ大使館主催「ドイツフェスティバル」の立ち上げ、運営メンバー。
日本ではただひとり、ドイツ ドゥーメンス・アカデミー認定ディプロム・ビアソムリエの資格を持つ。
なかなか日本では知られていないドイツのおいしい物をご紹介していきたいと思っています。
著作：フォトエッセイとイラストで楽しむ ちいさなカタコト*ドイツ語ノート 国際語学社
ドイツパン大全 誠文堂新光社
http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=5380
