記事詳細
日本三大百景、日本三大祭りに花火など、何かと三大が多いですよね。なぜ三大なんですか?二大じゃだめなんですか!?って聞かれそうですが、やっぱり三大じゃないとしっくりこないですよね。そこで今回は、「日本三大饅頭」をご紹介します。皆さんは、日本三大饅頭言えますか?
1:【岡山】夜空に浮かぶ霞雲のような「大手まんじゅう」
かわいらしい小箱を開けると、あんが透けるほど薄い皮で包まれた艶やかな「大手まんぢゅう」。表面の白い文様は夜空に浮かぶ霞雲のようので、なんとも優雅で美しい。あんはなめらかなこしあん。しっかりと甘く、それでいてしつこくはない絶妙な甘さ加減。やはり、あんは甘くなくてはいけません。これだけ皮が薄ければ、皮の存在価値はあるのかと思う人がいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。その見た目の美しさだけでなく、噛み切るときのプツリとした食感が心地よく、口に入れた時に広がる芳醇な甘酒の香りが美味しさをさらに引き立ててくれます。
2:【福島】160年以上愛される逸品
創業は、ペリー黒船が来航する一年前の嘉永五(1852)年。柏屋の初代当主、本名善兵衛は「病に薬がいるように、健やかな者に心のなごみがいる」との思いから、奥州街道郡山宿の薄皮茶屋にて、餡がたっぷりで皮の薄い饅頭を考案したのが始まりです。
「こしあん」「つぶあん」、それぞれに合った薄さで餡のおいしさを包み込まれているのです!その餡と皮の黄金比が絶妙なバランスで160年以上愛されています。
3:【東京】永遠に愛される味「志ほせ饅頭」
中央区明石町に総本家がある「塩瀬総本家」。
こちらの名物といえば「志ほせ饅頭」だろう。大和芋を使った皮に餡を包んだ一口サイズの薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)です。大和芋は毎日擂り下ろしてとろろ芋にし、上新粉と砂糖を加え、捏ねることで独特の食感と味わいのある饅頭が作られます。いまでももちろん手作りで変わらない味を提供し続けています。
※掲載情報は 2018/11/11 時点のものとなります。
- 6
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。