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おそばにうどん、そうめんなどの麺料理はもちろん、煮物につけもの、炒め物、天ぷらや豆腐、パスタや中華など多国籍な料理との相性も抜群な、最強とも言える調味料といえば、麺つゆです。今回は一本あれば、さまざまなシーンで活躍するそばつゆやうどんだしを総じてご紹介します。本来の用途によって、出汁の種類や濃さが異なりますので、お気に入りの一本を探してみてはいかがでしょう。
1:しっかりとしたかつおの香りとまろやかな醤油が絶妙な『佐々長醸造』のつゆ
岩手件花巻市で明治39年に創業した、歴史あるお醤油とお味噌の老舗醸造元『佐々長醸造』。岩手県産の大豆、小麦を原料に木樽で長期熟成させた本醸造醤油にたっぷりの鰹節を使った出汁を合わせています。原材料は醤油、砂糖、かつお節、食塩、みりんのみ。口に含むと同時にかつおの風味を感じます。雑味の無い芳醇な醤油の味ですが甘すぎず塩辛すぎず、とてもまろやか。老舗の伝統と製法、原材料へのこだわりを感じる一品です。
ブランド名:佐々長醸造株式会社
商品名:岩手名産 老舗の味 つゆ 化粧箱入り(お取り寄せ可)
2:金沢らしいぽってりと奥深い甘さ! 創業明治43年うどん店『お多福』のお出汁
『お多福』は金沢市民なら知らない人はいない、100年以上の歴史あるうどん屋さん。金沢市野町で明治43年創業の総本のほか、のれん分けをする27店舗が石川県内に点在します。瓶入りのお出汁は、のれん分けされた店舗による相互組織“お多福会”によって生み出されたもの。金沢の大野醤油を使用し、かつお節、あじ節、サバ節、イワシ節の天然素材をブレンドしたお出汁は、鮮烈な風味がアロマのように立ちのぼります。
3:辛汁が好みの方もお試しあれ! 手軽に使える甘汁の決定版「厳寒そばつゆ」
北海道の北部に位置する幌加内。実は毎年行われる新そば祭りには4万人以上の人が全国から集まるそば粉の一大産地として有名な場所です。そばっ喰いな料理写真家の今清水隆宏さんの常識を覆したという「厳寒そばつゆ」は手軽に使える甘汁のそばつゆ。原液を水やお湯で割って使うのですが、化学調味料無添加なので後味はスッキリ。嫌な甘もは残りません。新そばの香りを最大限に引き出すバランスの良さを感じてみてください。
4:うどんも煮物もドレッシングもアレンジ自在! 讃岐うどんの「だし醤油」
『鎌田醤油』の「だし醤油」はそのまま使えば、讃岐ならでは薄口で出汁のしっかり効いたうどん出汁として楽しめますが、ドレッシングとしてビネガーなどを加えれば手軽に和風ドレッシングとして使えます。醤油だけでは味が単調すぎる時に、深みのある味に仕上げてくれます。一番手軽なのが冷ややっこ。冬なら湯豆腐にピッタリです。また、すき焼きの割り下に少し加えると深みがでますので料理に幅が出ます。
ブランド名:鎌田醤油
商品名:だし醤油・精進だし醤油・うどんつゆ(お取り寄せ可)
5:伝説のうどん屋さんがお出汁のみ復活! 京都『萬樹』の「白だし」と「八宝だし」
祇園清本町の切り通しと呼ばれる狭い小路にあった『手打ちおうどん萬樹』。惜しまれながら閉店した名店の味を、ご主人自らが再現したものが「無添か白だし」と「無添か八宝だし」です。白だしは、天然利尻昆布、枯宗田節、さば節、うるめいわし節に枕崎産の枯本節で透き透る綺麗な黄金色。少し色の濃い八宝だしは、白だしにチョーコー醤油丸大豆超特選薄口醤油と三河みりんを合わせています。
6:少量生産で知る人ぞ知る! 芦屋の名店『サロンドキュイジーヌ千暮里』のだし醤油
兵庫県芦屋にある一軒家フレンチ・欧風レストラン『サロンドキュイジーヌ千暮里』の味を自宅でも簡単に再現できる、少量生産の知る日ぞ知る人気調味料シリーズ「芦屋の食卓」。だしと醤油が香る関西風のつゆ「香るだし醤油」はもちろんおすすめですが、柚子果汁がたっぷりの風味豊かな「極み香りぽん酢」は贅沢に4種のだしが使われており、6~7倍に薄めれば、とても上品なめんつゆになります。
ブランド名:芦屋 千暮里
商品名:芦屋の食卓 ippin3本セット(お取り寄せ可)
7:「そばのつゆ」が主体でそこに柚子風味がついているという優しい味わいの調味料
そばのつゆを主体に柚子風味がついているという、優しい味わいの調味料「つゆぽん」。島根県のちょうど真ん中にあたる大田市で、50年以上も続く老舗のお蕎麦屋さん『平和亭』が作っています。店の名物「ちりそば」は、日本海の海鮮に季節の野菜や山菜をそば出汁が入った特製ポン酢で食べたあと、凝縮された旨みが残った鍋で生そばを食べる珍しい鍋料理。その味わいを再現した「つゆぽん」は、野菜にお肉に大活躍な一本です。
ブランド名:へいわてい SOBA DINING
商品名:つゆぽん(お取り寄せ可)
8:能登伝統の味わい! 贅沢なあご出汁麺つゆが簡単に手作りできる「あごだし純」
最後に麺つゆを手作りしたいという方におすすめのお出汁もご紹介しましょう。石川県能登地方ではめんつゆにあご出汁を使う伝統があります。あごとは飛魚のことで、夏に旬を迎える飛魚を、煮るか焼くかしてから干したものを保存して出汁に使います。あっさり上品な味わいに仕上がるその伝統の味わいを、出汁パックで気軽に使えるのが「あごだし純」です。お湯で煮出して、塩や砂糖、しょうゆで味を調えれば本格麺つゆの完成です。
※掲載情報は 2018/11/01 時点のものとなります。
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