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セナド広場散策で小腹が空いたら……
マカオを訪れた観光客の多くが足を運ぶ「セナド広場」。周辺には数々の世界遺産があり、人気の場所ですが、「セナド広場」はマカオ観光の中心地として栄えてきました。
1784年に建てられたマカオで最初の地方自治局の建物である民政総署。現在は一般開放されていて、南ヨーロッパの建築芸術の特徴なども見られます。
中庭に続く階段には、雰囲気あるポルトガルから伝わったタイルの「アズレージョ」が施されています。美しい白とブルーの涼しげなコントラストの壁は、観光客に人気のフォトスポットとなっています。
週末などには、広場を使ってさまざまなイベントも盛んに行われており、まさにマカオに住む人々にとって憩いの場となっています。
また、セナド広場はファッションなど人気のショップが集まったショッピングエリアでもあります。観光客の皆さんにとっては、マカオスイーツを扱ったショップも多く、お土産探しにも便利なスポットです。
パステルカラーのバロック様式の建物である「聖ドミニコ教会」は、1587年に創設され、世界遺産にも登録されています。そんな歴史的な建造物が点在し、雰囲気を楽しみながら散策できるのもここセナド広場の魅力のひとつ。波形模様の石畳は、どの角度からでも美しい写真が撮れますよ。
そんな、セナド広場の散策を楽しみながら、ちょっと小腹が空いたときにおススメなのが、マカオならではのローカルフード。
マカオローカルフードの定番!「ポークチョップバーガー」
まずは、不動の人気を誇る「ポークチョップバーガー」はいかがでしょうか?
「ポークチョップバーガー」は厚みのしっかりある豚肉をパンで挟んだもので、ボリュームは手のひらに収まるくらい。ポイントはパンからはみ出したポークの迫力!マカオでは、知らない人はいないというほど、定番のファーストフードで、好みの「ポークチョップバーガー」が食べられるお気に入りのお店が決まっているほど。
『大利来記』は「ポークチョップバーガー」でもっともポピュラーなお店のひとつ。はみ出した厚みのあるお肉はカリッと揚がっているのにやわらか。そのジューシーな味わいでリピーターも続出。肉汁の染みたバンズがまた美味しいのです。
周りの目を気にせずに、熱々のうちに思いっきりかぶりついて食べてください。冷めないうちに食べ終わるのがおすすめです。
お皿には可愛いブタさんのトレードマークが。色々なお店を回って、味の違いを食べ比べてみるのも楽しいですね。
冷たいのも温かいのも美味!実はマカオ発祥の「牛乳プリン」
香港で定番となっているスイーツで、昔から愛されてきた素朴な味わいの「牛乳プリン」。実は、香港ではなくマカオに発祥のお店があります。それが、こちらの「義順鮮奶」。牛乳プリンの元祖といわれるお店です。
牛乳プリンは冷たいものだけではなく、温かいものもあります。何もトッピングをしていないシンプルな牛乳プリンも良いのですが、定番人気といえるのが「小豆餡」をのせた冷たい牛乳プリン。暑いマカオにぴったりのさっぱりスイーツです。
牛乳プリンはスプーンですくうとプルンと震えるほど、柔らかめ。口の中に入れたと同時に溶けていくようです。冷たいプリンは乾いた喉を潤してくれます。
もうひとつは、温かい牛乳プリンに「生姜のシロップ」をかけたものもおすすめです。日本ではなかなか食べられない組み合わせですが、ほんのり温かな牛乳プリンの甘さに生姜のスッキリした香りが爽やかで、一度食べるとリピート間違いなしの美味しさです。
セナド広場は、マカオで人気となっている“ローカルフード”をチェックするのには、最適のスポット。ゆっくりと散策しながら、気になるお店をチェックするのは楽しいですよね。
マカオの人が愛する極旨のローカルフード。ぜひ、街歩きを楽しむ際にはチェックしてみてください。
牛乳プリン
義順鮮奶新馬路
※掲載情報は 2018/10/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
政府観光局
マカオ政府観光局
ヨーロッパとアジアの文化が融合した独特の雰囲気を持つ都市、マカオ。
大航海時代にポルトガル人が途上の寄港地から持ち込んだ食材やスパイスと地元の料理を融合して作られたマカオ料理、本格的なポルトガル料理や広東料理を始め各式の中国料理まで多彩な食文化が揃っています。
2017年10月には、そのユニークな食文化が評価され、『ユネスコ創造都市ネットワーク』食文化都市に認定されました。
ミシュラン星付きレストランからローカルフード、エッグタルトに代表されるスイーツまでバラエティに富んだグルメが楽しめる「ガストロノミー・シティ」マカオの情報をお届けします。