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秋の紅葉シーズンを迎える京都。今回は八坂神社「南楼門」辺りの一等地にあるフランス料理<祇園MAVO>をピックアップ!伝説の料理人として、そのたぐい稀なる感覚・美的センスが世界から注目される<マヴォ>のオーナーシェフ西村勉(にしむらつとむ)氏。彼が考案した【ティーペアリング】で使用される希少な『宇治茶』がレストランで購入可能ということで、今回ご紹介します!
ワイングラスで味わう日本茶
皆さん、【ティーペアリング】という言葉をご存じですか?最近「ワインペアリング」や「日本酒ペアリング」といった、料理とお酒をセットでコース仕立てで提供するレストランが増えてきましたね。一皿ごとにベストマッチなお酒を合わせることで、そのマリアージュを愉しむことができる【ペアリング酒】は、私も大好き。【MAVO】では、さらに進んだ『ノンアルコール』の日本茶ペアリングが楽しめるんです!これならお酒を飲めない方も、お洒落にお食事を愉しめますね♪
ねっ!まるで赤ワインを飲んでるみたいでしょ?!でも実はこれ、ブレンドティーなんです♪う~ん、最高にいい香り!ノンアルコールで酔わない分、味覚も嗅覚もクリア!!想像力を掻き立てられる、爽やかでふくよかな茶葉の香り。鼻に抜ける和の香りは、なんとも言えない馨しさ。繊細なフレンチと、洗練された日本茶のバランスに、ワクワクが止まりません。
【MAVO】のティーペアリングに使用される茶葉は主に、京都の「宇治茶」がベース。
特に注目すべきは、2017年に【内閣総理大臣賞】を受賞した宇治白川『辻喜』さんの茶葉。宇治茶の玉露の旨みに衝撃を受けたシェフが、フランス料理と日本茶の組合せを閃いたのが、世界初「フレンチ×日本茶ティーペアリング」誕生のきっかけだそう!
抹茶の元となる碾茶(てんちゃ)は、茶葉を摘み取る前の一定期間、茶葉に日光が当たらないように覆いをして、旨味を引き出した茶葉を蒸して揉まずに乾燥させたもの。この碾茶を石臼などで挽くと、抹茶になります。
他にも、焙茶や煎茶、玉露など、選び抜かれた茶葉は、MAVOの店内で購入可能。家でも手軽に味わうことができるなんて、お茶好きにはたまりませんね♪
MAVOの営業時間内であればいつでも購入できるので、京都に行かれる際はぜひ!普通の京土産では物足りない、粋でツウな選りすぐりの逸品をお探しの方にお伝えしたい、本当に格別な銘茶です!
西村シェフ独自のセオリーと世界観をダイレクトに味わいたい方は、MAVOでのランチorディナーを是非!〔茶葉にあわせるスパイスや抽出温度、蒸らし時間、フレーバー、色、口当たり、グラスの種類select〕、すべてが壮大な西村worldの中で計算され尽くされていて、同じ日本人として忘れかけているものにハッとさせられる気がします。
お抹茶から始まるお任せコースの〆は、目の前で淹れてもらえる極上煎茶とスイーツ。この感覚はお店でしか味わえない、ゆったりと幸せな癒しの時間。
この度「日本ティーペアリング協会」を立ち上げられた西村シェフ。これからティーペアリングが世界に発信され、京都・宇治茶の魅力と日本茶特有の”UMAMI”が、さらに進化して広がっていくことでしょう。今後アカデミックな取り組みにも参加されるそうです。誰よりもアツい熱量で研究を重ねられ、シェフの頭の中にある食材や調理法の知識と経験、湧き出るイメージを、研ぎ澄まされた感覚と数値的な理論で表現される西村氏の情熱、モチベーションの高さに感動です。和の暦に沿った西村シェフの美食ガストロノミー料理と共に、これまでの《フランス料理にはワイン》という概念を塗り変える、わき役ではない主役級の日本茶の愉しみ方を、ぜひ体験してみて下さいね。
<参考価格>
日本茶ティーペアリン「彩」→¥5000(税サ別)
ワインと日本茶がセットになったハイブリッドペアリング→¥6,000(税サ別)
ディナー2部制
1部16:00スタート・2部19:00スタート
※掲載情報は 2018/10/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
客室乗務員OG
広瀬しのぶ
現在、女性商品の[CAコラボ企画]や[PR]を行う会社を経営しています。関西を拠点に、女性誌イベントや旅取材撮影で全国を飛び回る生活。旅先で出会う極上グルメや、元CAのフィルターを通して気になる情報をお届けします!