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ベトナム人に愛されるコーヒー豆!コクのある「Sang Tao5」
今、アジアのコーヒー豆が注目されています。コーヒー豆の生産量世界第2位がベトナムということをご存知でしょうか。そして4位にインドネシアと、アジア諸国の名が続いています。日本に輸入されているコーヒー豆にもベトナム産が近年、多く流通しているのです。
ベトナム最大級の企業である『チュングエン』のコーヒー豆はカフェやスーパーマーケットにも卸しているだけあって、誰もがその味を知っているほどです。同社の数あるコーヒー豆の中でも、高級感ある味わいを楽しめる「Sang Tao5」は、厳選されたクリ・アラビカ豆を使用しています。“クリ”とは、ロブスタ種の木から特に丸い実だけのものを摘んでいるコーヒー豆。香りが良いことはもちろん、奥深いコクと苦みがグッときたかと思うと、あとから甘みがふんわりと追ってきます。
ベトナムは、焙煎した豆にバターを染み込ませる“バター焙煎”という手法があり、まろやかな甘みがうまれてきます。我流の表現ですが、「ベトナムの穏やかな雰囲気らしい味わい」なのです。
東南アジアのコーヒーはコンデンスミルクを忘れずに!
さて、自宅でベトナムコーヒーを楽しむには、普通に紙フィルタードリッパーやマシーンを使うのもよいですが、せっかくならば現地のようにアルミやステンレス製のフィルタードリッパーを使ってみませんか?
「Sang Tao5」のコーヒー豆は、ベトナム式のフィルタードリッパーにぴったりな中挽きになっています。複数の穴があいたカップの底にコーヒー豆を入れ、中蓋をしてコーヒー豆を蒸らしながら湯を注いでいきます。挽きすぎても穴から抜けてコーヒーに混ざってしまうし、粗挽きすぎてもその良さが抽出されにくいかも。
現地流においしいベトナムコーヒーを飲むには、コンデンスミルクが欠かせません。南国である東南アジアではコンデンスミルクをたっぷり加えて甘くして飲むのがベストです。コクのあるベトナムコーヒーに濃厚な甘みが加わって思わずほっこりしてしまいます。普段は“ブラック派”という人もぜひ甘いコーヒーを味わってみてくださいね。
穴からゆっくりとコーヒーが落ちていく様子を見ながら、ゆとりある時間を楽しんでみてください。待っている間に読書などしても秋の夜長が有意義になりますよ。
※掲載情報は 2018/10/01 時点のものとなります。
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キュレーター情報
アジアンフードディレクター
伊能すみ子
アジアンフードディレクター/1級フードアナリスト 舞台制作や民放気象番組ディレクターを経て、食の世界へ。調理師専門学校で調理、食文化を学びながら、食の専門家であるフードアナリストとして活動を開始。メディアを中心に飲食情報の提案やアジア各国料理の執筆、講演、講師、レシピ制作などを行う。
「ASEAN食のコンシェルジュ」、「タイフードコンシェルジュ」、「カンボジア旅のリポーター」などの肩書を持ち、食と旅の提案も手がける。年に数回、アジア諸国を巡り、屋台料理から最新トレンドまで、現地体験を専門webサイトにて多数掲載。書籍『専門店が教える スパイスの基本』(PHP研究所)では、レシピを担当。日本にいながらも他のアジア諸国のおいしい料理を楽しめるような、環境作りを目指す。