ぷりん大福
御菓子処 井波屋
明治時代から代々続く老舗和菓子店『井波屋』。
生クリーム大福が流行したときに「独自性が高く、年間を通して販売できる商品を」という想いで考案されたのが「ぷりん大福」。意外な組み合わせに驚くが、職人が試行錯誤して作った大福だけあり、新感覚のおいしさを堪能させてくれます。
代表作のカスタードプリンは、餅の弾力に負けないように一般的なものよりも固めに仕上げたプリンを包み、ほろ苦いカラメル合わせて。生チョコプリンには白餡、抹茶プリンには粒餡、ゴマプリンには黒蜜ゼリーと、それぞれに合わせてアクセントが効いています。
餅とプリンの絶妙なバランスがなんともいえず、もっちりと、なめらかさが一緒になって口の中で調和して、新しい食感が楽しめます。
それぞれの美味しさがあるので、全種類1人占めして食してほしいです。
「井波屋」は、城端神明宮祭の曳山がいつでも見られる「城端曳山会館」の真ん前にあります。ユネスコ無形文化遺産への登録を記念し、山車の車輪をモチーフにしたどら焼きや、織物の町らしいシルクパウダー入りのソフトクリームなど、気になる商品もたくさん。
手仕事が光る城端名物「がや焼き」で知られますが、和洋折衷の新しい和菓子を貧欲に追求する姿勢も魅力のお店です。
御菓子処 井波屋
※掲載情報は 2018/09/28 時点のものとなります。
富山の月刊情報誌プロデューサー
真部洋子
株式会社シーエーピーに入社。営業、編集、イベント企画・運営、Web制作・運営、Takt編集長、営業リーダーなどを経て現在に至る。これまで、富山県が推進するお土産プロジェクト「べつばら富山」選考委員、同じく「とやまのカラーフード」選考委員、国の「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用した、「ふるさと名物商品」を割引販売する特設通販サイト『とやまいきいきmarket 』の制作・運営なども経験。たくさんの「ひと」「おいしい」「かわいい」「おもしろい」に出あえることが仕事の醍醐味とし、コンビ二アイスからB級グルメ、スイーツ、珍味、三ツ星グルメまで、ジャンル問わず「食べること」をこよなく愛する。株式会社シー・エー・ピーは、富山の情報を発信する月刊誌「TJとやま」「Takt」など自社媒体の編集制作・発行・流通をはじめ、自社、委託問わず多種多様の紙制作物、webサイト制作・運営、イベント企画・運営など、幅広い業務を行っている。