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日本で昔から愛されている定番の和菓子。色や形はどこのお店ものも同じと思っていませんか。中にはとても変わった形をしたお菓子も存在します。形を変えただけではなく、その味は一度食べたら忘れられないほど絶品なのです!今回はそんなユニークな形をした定番のお菓子を3つご紹介します。
1:一枚一枚手作りの平らなかりんとう
山形市にある老舗の和菓子店『長榮堂』。創業は明治19年(1886年)で130年以上の歴史があります。そんな『長榮堂』の看板商品ともいえるのが「板かりんとう」。全国菓子博覧会厚生大臣賞受賞。種をこねることに始まって8工程の途中、少し寝かせておく時間も含めて48時間必要です。全体が手作業の工程なので、手数と時間のかかるお菓子ですが、真剣さが味にも反映して、大評判。通常、かりんとうは細長かったり、小さかったりしますが、これは一枚一枚手作りで、いわゆる煎餅型をしています。そのため堅いことは堅いのですが、小麦粉ベースで、真ん中を折るように力を入れれば、案外、ザクっと割れて、食べやすいです。
2:ボリューム満点すぎるどら焼き
「朧八瑞雲堂」(おぼろやずいうんどう)が販売する行列必至の「生どら焼き」。クリームたっぷりのびっくりサイズです!食べ応え十分な大きさですが、甘さ控えめのクリームであっさりとした味わい。また、どら焼きにも餡子が塗られており良いアクセントです。しつこさがなく、ペロっと食べてしまいます。
3:さつまいものような……
もうすぐ秋がやってきますね。秋といえばさつまいもの季節です。でも、このさつまいも、実はふ菓子なんです。『松陸製菓』の「焼芋ふ菓子」です。『松陸製菓』は川越の菓子屋横丁と呼ばれる一画にあります。さつまいもに見えます。ゴツゴツとした感じもよく再現されています。実際に一口いただくと、焼き菓子特有のサクッ、ふわっとした歯ざわりがとても印象的。やや甘めなので、焼芋を味わっているような錯覚もあったりと不思議さ満点。そんな様々な面白さが相まって、菓子屋横丁で大評判の一品なのです。
※掲載情報は 2018/09/16 時点のものとなります。
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