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日本人はマグロが大好きですが、お刺身やお寿司以外でもさまざまなスタイルで昔からマグロが食べられています。赤身には良質なタンパク質、脂の多いトロにも良質な脂質が含まれているほか、夏に不足しがちなリンやマグネシウムなどのミネラルや、タウリンが含まれているヘルシーな食材です。今回はそんなマグロに注目し、世代を問わず食べられるものから、ちょっと贅沢なもの、贈り物にも喜ばれる珍しいものまで、夏こそ食べたいマグロの加工品を集めてみました。
絶品ごはんのお供としても!家族みんなで食べられる静岡の「まぐろの駿河炊」
静岡県で15店舗以上の飲食店を展開する「なすびグループ」。その総本店は静岡市清水区富士見町にあります。すぐ近くにマグロの水揚げ日本一の清水港があり、お店自慢の逸品のひとつが「まぐろの駿河炊(するがだき)」です。お土産や贈答品にも使える商品として開発されたもので、いわゆるマグロの角煮。吟味されたマグロとお隣の由比で獲れる桜海老を丁寧に炊き上げ、ふっくらやわらかな食感が楽しめます。軽くほぐして炊きたてのごはんに乗せても美味しく、やわらかなマグロとサクサクした桜海老の食感や香ばしさがアクセント。しっかり味が浸みていながら濃すぎることもなく、お年寄りから小さなお子さんでも食べられます。お取り寄せも可能なので、自宅用や贈り物にもおすすめです。
沖縄・渡嘉敷島で見つけた!手作りの「まぐろジャーキー」
沖縄県はマグロの年間漁獲量で全国3位。本マグロをはじめ、キハダ・メバチ・ビンチョウと4種類のマグロすべてが水揚げされています。しかも、冷凍することなく水揚げされるため、新鮮で栄養価の高い状態で味わうことができるのだとか。沖縄の離島のひとつ渡嘉敷島には、マグロを使ったお土産品として、地元のお母さんたちが手作りしている「まぐろジャーキー」があります。幅8mmの食べやすい太さで、固すぎず柔らかすぎず、ほどよい噛みごたえに仕上がっています。大量生産ができないので、欠品のことも珍しくないこのジャーキー、見つけたら迷わずゲットすることをおすすめします。
もっちりしていて旨味の余韻が長く続く!和歌山生まれのマグロの生ハム
日本有数のマグロ水揚げを誇る和歌山県の紀州勝浦港で、天然の生まぐろ一筋でマグロ卸業を営む「木下水産物株式会社」。その四代目である木下勝之さんが仕掛人として完成させたのが「Petalo di mare(ペタロ ディ マーレ)~もちもちまぐろの生ハム~」です。マグロの肉から水分を抜く特殊製法によって作られているのが特徴で、使っているマグロは自社の最高級ブランド「もちもちまぐろ」。水分を抜くことで旨味が凝縮されたマグロの生ハムは、もっちりした食感と口の中に残る余韻が長く、ワインや日本酒との相性も抜群なのだとか。地元の素材を使った3種類のソースが付属されているのもポイント。ホームパーティーのおもてなしや手土産としても注目を集め、話題になること請け合いです。
オリーブオイル漬けだからヘルシー!こだわりが詰まった「由比缶詰所」のツナ缶
ツナ缶に使われているほとんどのマグロはビンチョウマグロですが、その中でも特に脂ののった「夏びん長まぐろ」だけを使い、製造後半年間は熟成させてから出荷するというこだわりの缶詰メーカーが静岡県の小さな港町由比にある「由比缶詰所」です。「特撰まぐろオリーブ油漬フレーク」は、見た目は普通のツナ缶のように見えますが、使っているのがサラダオイルではなくオリーブオイル。さらに「特撰まぐろオリーブ油漬ファンシー」は、オリーブオイルを使いつつ、魚肉をほぐすことなくそのまま詰めているのが特徴です。口コミで徐々に人気が広がり、一度食べれば他のツナ缶が食べられなくなるとリピーターが続出。贈り物にも喜ばれる、上質なツナ缶です。
マグロ節が香る甘味噌仕立てのおかず味噌!高知の「まぐろ味噌」
高知県と言えば、カツオの一本釣りが有名ですが、県東部にある奈半利町周辺はマグロ漁船が多かった場所。昭和55年にマグロ漁船のドッグハウスとして建てられたのが始まりという「ホテルなはり」では、今でもマグロを使った料理が看板メニューになっています。そんな中でも、お土産にぴったりなのが「まぐろ味噌」。米味噌に卵黄、みりん、砂糖を加えた甘味噌に、マグロの削り節を合わせたもの。優しい甘さの中に、マグロ節の香ばしさがしっかり感じられます。炊きたてのごはんにのせたり、おにぎりの具材にもぴったり。熱湯に溶かせば、まぐろ風味の即席お味噌汁が完成しますよ。
トロける旨味!マグロのトロ肉だけを閉じ込めた贅沢な缶詰「とろシーチキン」
夏に日本近海で獲れる「びん長マグロ」を使い、その全体のわずか1%しかない「トロ肉」だけを、旬のうちに油漬けにして旨みを閉じ込めた贅沢な缶詰が「はごろもフーズ」の「とろシーチキン」です。1缶あたり約450円というプレミアムなお値段ながら、大量生産のイメージが強い缶詰を1缶ずつ手作業で詰めているというから驚きです。通常のツナ缶より大きく、肉厚で食べ応えのあるツナがびっしり入っています。この「とろシリーズ」にはもう1種類あり、キハダマグロのトロ肉を炙り加工した「炙り」バージョンもあります。
※掲載情報は 2018/08/26 時点のものとなります。
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