もうすぐお盆休み。東京から実家への帰省を予定している人も多いでしょう。この時期の帰省は混雑必死。少しでも荷物を減らして身軽な移動を心がけたいものです。そこで今回は、帰省土産にぴったりな手土産をお届けします。軽くてお日持ちが長めなだけでなく、常温での保存がOKで価格もカジュアル、さらには“東京らしさ”もしっかりおさえた、知っておくと何かと重宝するものばかりを揃えました。ぜひチェックしてくださいね！

銀座本店のほか、渋谷や羽田など都内のみに数件店舗を構える、創業明治23年の江戸和菓子屋『銀座　菊廼舎』。「冨貴寄（ふきよせ）」は、小さくて可愛らしい干菓子を詰め合わせた、お子さんからご年配の方まで幅広い世代に支持されている看板銘菓。これまでにも東京土産に選んだことがあるという方にもおすすめしたいのが、パンダをモチーフにした「銀座パンダ5」（1,080円）。プチギフトにもぴったりなカジュアル感です。

昭和22年創業の老舗『ゆしま花月』は、東京でかりんとうといえば必ず名前が挙がる名店として知られています。かりんとうは言わずもがなおすすめですが、合わせてチェックしたいのが「さざれ」（540円）です。国産のこめ粉を100%使用した一口サイズのあられに、かりんとうと同じ上白糖を煮詰めたべっこう飴を絡めています。かりんとうよりも柔らかくさっぱりとした味わいで、サクサクと軽い食感がたまりませんよ。

ブランド名：ゆしま花月

商品名：さざれ 大入袋（お取り寄せ可）

かつて『銀座江戸一』が販売していた、昭和を代表するピーナッツ入りの揚げおかき「ピーセン」。江戸時代から続く老舗『榮太樓總本鋪』が1999年より受け継ぎ、今も親しまれています。磯の風味豊かなあおさのりを練りこんだ「ピーセン 日本橋　山本山 おあさ」や、猫まっしぐらな旨みたっぷりの「ピーセン　日本橋　にんべん かつ節」など、東京有名店とコラボしたフレーバーは、東京みやげに最適。5袋詰め合わせ1,100円（税抜）です。

シアトル発の『KuKuRuZa Popcorn（ククルザ ポップコーン）』。日本国内には、東京と富山の２店舗のみしかありません。スナック菓子というポップコーンの概念をくつがえす美味しさは一度お試しあれ。厳選された2種類のコーンをフレーバーに合わせて使い分け、高温の熱風で弾けたポップコーンに油を一切使わずフレーバーをコーティングさせているので、美味しさがより引き立つのだそう。5種類セットで2,400円です。

パティシエ辻口博啓さんによる豆スイーツブランド『Feve（フェーヴ）』。ソラマメ、落花生、大豆、くるみ、カシューナッツ、アーモンドの豆やナッツに、「苺みるく」や「紫いも」を合わせて甘いスイーツに仕上げたものから、「カマンベール黒胡椒」や「焼きモロコシ醤油」などお酒にもぴったりのおつまみ系まで、たくさんの種類を揃えているので、選ぶ時間もぜひ楽しんで。味わいによって値段は異なりますが、一袋350円程度です。

2017年に開催された「JR東日本おみやげグランプリ」で、見事総合グランプリを受賞した『Butter Butler(バターバトラー)』の「バターフィナンシェ」（8個入り1,620 円）。本店はJR新宿NEWoMan（ニュウマン）の駅ナカにあります。スイス産発酵バターの風味がガッツリ効いた生地には、フランス産ゲランドの塩も使われ、濃厚で贅沢な味わい。メープルシロップがふわりと余韻を残します。個別包装もうれしいですね。

最後にほかと比べると多少重量感はありますが、ぜひおすすめしたい一品をご紹介します。『クラブハリエ』が手掛け、フランス国家最高職人の称号「M.O.F.」をもつステファン・トレアン氏が監修する水天宮のフランス菓子専門店『オクシタニアル』。そこで、この時期限定の涼菓として登場するのが９種の味わいがある「ゼリー」（1個 378円）です。国産フルーツの果肉のおいしさと味わいをしっかり感じられるゼリーは、凍らせても絶品です。