外交関係樹立100周年!エクアドルが誇る「食」はどこか親近感を感じさせる味わい

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エクアドルの「食」は遠いようで近いんです!

外交関係樹立100周年!エクアドルが誇る「食」はどこか親近感を感じさせる味わい

7月5日(木)エクアドル大使館は「美味しいエクアドル」と題したグルメイベントを開催しました。今回のイベントは日本とエクアドルの外交関係樹立100周年を記念して行われたもので、エクアドルの食文化を日本のみなさんに紹介するため、エクアドルの料理、産品などを披露しました。

外交関係樹立100周年!エクアドルが誇る「食」はどこか親近感を感じさせる味わい

会場に一歩踏み入れると、そこは、エクアドルを訪れたような気分になるリズム溢れる音楽が流れていました。エクアドル流の歓迎はとても温かく、訪れる人を笑顔にします。

外交関係樹立100周年!エクアドルが誇る「食」はどこか親近感を感じさせる味わい

会の冒頭、あいさつに立ったエクアドル共和国大使ハイメ・バルベリス閣下から「日本から14,000キロ離れているエクアドルからは、バナナやブロッコリー、カカオなど多くの食材が届けられている。4つの地域を持つエクアドルにはそれぞれの産物も異なる。もっと、日本の方にエクアドルの食材を知っていただき、エクアドルの味や風味を楽しんでほしい」と会場のゲストに向けメッセージが送られました。

エクアドル料理のライブクッキング!

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会場では、エクアドル料理の作り方を実際に見られるよう「ライブクッキング」のコーナーが設けられました。登場したのは、トキージャハットで格好良くきめたエクアドル人シェフのアントニオ・カルデロン氏。

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食材や調理方法の解説をしながら、次々にエクアドル料理を完成させていきました。日本では馴染みのないヤシの新芽や甘くないバナナの使い方など、参加した皆さんもとても興味を持ってライブクッキングを楽しんでいるようでした。

今後注目されるエクアドル食材とは?

今回のエクアドル食材を使った特別料理では、日本にも輸入されている食材で、前菜からデザートまでエクアドルらしさを感じられるメニューが紹介されました。今後、ますます注目を集めると思われる「甘くないバナナ」や「ヤシの新芽」、そしてプリプリの食感やうまみの詰まった味が特徴のエクアドル産「海老」は、これから日本の皆さんにもぜひ味わっていただきたい食材です。

 

【キヌアとヤシの新芽のサラダ】

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栄養価の高いキヌアは南米で多く摂れる穀物で、日本でも数年前から人気を集めています。今回は、エクアドル産の冷凍ブロッコリーとともに、サラダ仕立てにしました。エクアドルではよく食べられるヤシの新芽は繊維質のシャキシャキした食感が楽しめます。リンゴが加えられ、甘酸っぱさがアクセントになっています。

 

【トストネスの海老添え】

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トストネスはエクアドルで「パタコン」といいます。日本でよく食べられている甘いバナナではなく、固く青いバナナを使っておせんべいのように平たく潰してから、焼いたり、揚げたりして食べるもので、エクアドルでは日常的に良く食べられています。エクアドル産の海老をシンプルに味付けし、その弾力ある肉質とトストネスのカリッとした食感のコントラストを楽しんでいただきました。

 

【海老のセビチェ】

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エクアドル産の海老を使ったもう一品。一見、冷製スープのように見えますが、こちらはラテンアメリカではおなじみの「セビチェ」です。エクアドルの「セビチェ」はトマトをたっぷり合わせて、マイルドな酸味が効いた爽やかな仕上がり。主役のエビはプリッとした肉質で噛むほどに甘味を感じさせます。付け合せには調理用バナナを使ったチップス「チフレ」が添えられています。

 

【海老のココナッツソース煮】

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エクアドル海岸地域の伝統料理のひとつ、ココナッツを使った「エンコカード」。豊富に獲れる魚貝類を使って、ココナッツで煮込む料理でエクアドルではポピュラーなメニューです。海老を使っているので、しっかりと旨味が出たスープは絶品。ココナッツを使ったマイルドな味わいは、日本の方にも喜んでもらえます。

 

【バナナケーキのマンゴーババロア添え】

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最後のデザートには、甘いバナナを使ったケーキが登場。エクアドル産のバナナは風味が豊かで、甘味も酸味もしっかりとあります。だから、お菓子作りにもぴったりなのです。今回は、マンゴーの香り豊かなババロアをトップにしっとりとしたデザートに仕上げています。

 

食事と一緒に紹介されたのが、まだ日本には入ってきていないエクアドル産のワイン。味わいが濃厚なブドウから造られるワインはとても力強い味わい。白ワイン、赤ワインともに優れたワインが続々と生産され、高品質なワインが造られています。

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※掲載情報は 2018/07/19 時点のものとなります。

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エクアドル共和国は南米の北西部に位置し、その名前の由来はスペイン語で赤道を意味します。
地球上でも最も生物学的多様性に富んだ国の一つで、世界遺産にも登録された「ガラパコス諸島」を有し、海岸地帯、山岳地帯、熱帯地帯と地形の多様性に伴い、食文化もさまざまです。世界一のバナナの生産地として有名で、バナナを使った料理も多くあります。先住民の食文化と世界各国からの移民の食文化が融合したエクアドルの多様な食文化をご紹介します!

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