リゾートや観光地として大人気の沖縄は、お土産探しで事欠くことはありませんが、逆に何を選べば良いのか迷ってしまうほど。そんな中でも、ちゃんと美味しいことは大前提としつつ、お土産に喜ばれるビジュアルのスイーツや実用的な調味料など、いろんなところで購入できて手に入りやすい６品を厳選！　もちろん自宅用に購入するのもおすすめです。

宮古島に工場がある「宮古島の雪塩」は塩の販売だけではなく、「雪塩ちんすこう」など雪塩を使ったさまざまなお菓子も展開しています。 その中でも注目は「雪塩ふわわ」というお菓子。ほんのり雪塩の効いたメレンゲ菓子で、プレーン味のほかにチョコレート、マンゴー、紫イモ、黒糖などのフレーバーがあります。お土産ショップや道の駅、空港でも販売されているので、手に入れやすいと思います。もし試食があれば、ぜひ１つずつ試してお気に入りの味を見つけてください。軽いのでお土産にもぴったり。２個セットのギフトBOXは女性へのお土産におすすめです。サクッとしていてしゅわっと口の中で溶けて、ほんのり塩味が美味しさを引き立てています。

北海道土産の定番として長年人気を誇る「生チョコレート」をはじめ、チョコレートを使ったお菓子で知られる「ロイズ」。沖縄で2007年に「ロイズ石垣島」を立ち上げ、地元沖縄の食材を使ったチョコレートを展開しています。石垣島だけではなく、ほかの離島や沖縄本島のいたるところで購入が可能で、シーサーが描かれたパッケージは一目で沖縄らしさが伝わります。「黒糖チョコレート」をはじめ、マンゴー、シークヮーサー味のチョコレートがあります。「黒糖チョコレート」の黒糖は西表島と小浜島産を厳選して使用。カカオの風味に黒糖ならではの深みのある甘さやコクが感じられます。

沖縄へ行ったらぜひ食べたいグルメの一つが「沖縄そば」ではないでしょうか。柔らかな豚の三枚肉か骨の付いたソーキか、注文するときに迷ってしまうのもお約束。お土産に、そばとだしのセットを買って帰る人も多いと思いますが、地元のスーパーなどで手に入る「サン食品」の「沖縄そばだし」があれば、沖縄そば以外の料理にもあれこれアレンジしながら沖縄料理が楽しめます。沖縄そばのだしは、基本的にかつおだし。このたれオンリーの味付けで、ゴーヤチャンプルーも作れます。ゴーヤは夏野菜としてどこでも手に入るようになりましたし、夏によく食べるそうめんにこのだしを使って「そうめんチャンプルー」にするのも美味しそうです。

沖縄の玄関口・那覇空港には、ここだけでしか買えない空港限定パッケージのお菓子があります。その中の一つが、地元の人気洋菓子店「エーデルワイス」の「ショコラ・マカダミアサブレ」。アーモンドとマカダミアナッツをのせて焼きあげたサブレをミルクチョコレートでコーティングし、石垣の塩がトッピングされています。バラまき系のお菓子とは一線を画す、程よい甘さの上質なスイーツです。街中の店舗で買うのとは違う空港限定のパッケージには、青い空と青い海、赤いハイビスカスの花がデザインされています。手提げバッグ形なので、お土産として持ち運びやすいのもポイントです。

沖縄で飲食店に入ると、かなりの高確率でテーブルに置かれているのが「コーレーグス」です。透き通った液体の中に島とうがらしが浮いた瓶入り調味料。沖縄の焼酎「泡盛」に島とうがらしを漬けたもので、このふたつさえあれば簡単に家でもコーレーグスが作れるのだとか。「コーレーグスには別の呼び方もあって、「島とうがらし」と呼ぶこともあります。沖縄そばにふりかけたり、チャンプルー各種や、豚の角煮「ラフテー」にかけても合うのだとか。辛いけれど料理全体の味が引き締まり、料理そのものの風味を殺さないので、思い思いの料理にお好みの量をかけて使えます。辛いものが好きな人や、沖縄料理が好きな人へのお土産にいかがでしょうか。各社からいろんなサイズのコーレーグスが販売されていて、お土産店からスーパーやコンビニでも購入可能です。

沖縄県うるま市に工場のある海水100％の海塩「ぬちまーす」は、世界20カ国（2018年現在）に特許を提出している唯一無二の製法で作られているのが特徴です。その製法とは、海水を細かい霧にして水分だけを蒸発させ、瞬間的に結晶化させるというもの。手に取るとさらさらのパウダー状で、口に含むと塩辛さよりもコクを感じるまろやかな味わい。通常の食塩に比べると約25％の減塩でありながら、ミネラルも多く含むヘルシーな塩として、塩分の摂り過ぎが気になる人でも安心して使えます。ほとんどのお土産店で取り扱いがあり、パック入り、ボトル入り、携帯用のミニサイズなどバリエーションも豊富です。