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今日19日は1(いっ)9(きゅう)の日! 一休と聞いてイメージするのは、あの「一休さん」ではないでしょうか。「ポクポクポクチーン」と木魚が鳴ると、たちまち“とんち”がひらめく一休さん。今日はどんなとんちを披露してくれるのかといつも楽しみにしていた方も多いと思います。そこで、今回は一休さんの名作を一挙にご紹介します。そして、そのエピソードにぴったりな手土産も一緒にご紹介します!
屏風の虎を捕まえる
一休さんはたびたび将軍様に呼び出され、無理難題をふっかけられてしまいます。特に有名なのが、屏風の虎を捕まえて欲しいというもの。一休さんはとんちを使って将軍にこう言います。「かしこまりました。では将軍様、屏風から虎を追い出してください。そうしたら、その虎を捕まえます」。これを聞いた将軍様はぐうの音も出ませんでした。このエピソードが心に残っている人はきっと、『とらや』の「朝」が好きなはず! 昭和49年(1974年)の宮中歌会始のお題「朝」にちなみ考案されたお菓子です。「朝日を受けて万物が輝くさまを思わせます」というキャッチフレーズをもつ、きんとん製の「朝」。このきんとんを切ると真ん中にこし餡が入っているのですが、それを『とらや』では「御膳餡」と呼ぶそうです。
このはしをわたるべからず
これもまた有名なエピソードですが、「このはしを渡るな」という立て札を見て、堂々と橋の真ん中を歩いた一休さん。「はし」を「端」と解釈して、「橋」の真ん中を堂々と歩きました。この話が大好きだった人には生八ツ橋がおすすめです! ぜひラムネ、チョコバナナ、マンゴー味のユニークな八ツ橋にもチャレンジしてみてくださいね。1個約250円で5個入りの食べきりサイズというところもすごくいいのです。手土産にも「何これ~!?おもしろーい!」と喜ばれること間違いありません。
水あめと大切な茶碗
ある日、和尚さんが一休さんに向かって「この水あめは、大人が食べると薬となるが、子どもが食べると毒となり、たちまち死んでしまう」と伝えます。そこで、和尚さんが出かけた隙に、一休さんはわざと和尚さんの大切な茶碗を割り、水あめを食べてこう言います。「和尚さんの大切な茶碗を割ってしまったので、水あめを食べて死のうかと思いましたが、なぜか全部食べても死ねませんでした」。それを聞いた和尚さんは「これはしてやられたわ」と言うのでした。創業は天保元年(1830年)の「じろあめ」。照りのある黄金色をしており、口に入れたら懐かしさが立ち上がってきます。奥深くて、情のある味わいにほっこりしますよ。
※掲載情報は 2018/06/19 時点のものとなります。
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