焦がしバターの香りがたまらない!絶品「フィナンシェ」東西対決

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フランス菓子の定番中の定番「フィナンシェ」は、どのパティスリーにもきっとある焼き菓子の一つ。初めて訪れたお店ではフレッシュケーキと焼き菓子の中からフィナンシェも必ず買ってみる、という人も少なくないはずです。今回はそんなお店ごとのこだわりが詰まった「フィナンシェ」を、関東と関西の2エリアからそれぞれご紹介します。

【関東】店舗は新宿と浦和の「伊勢丹」のみ!「ANOAH」の抹茶フィナンシェ「十点」

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日本茶菓「SANOAH(サノア)」は、抹茶や緑茶を使った現代風のスイーツを提供している専門店。中でも「十点(じってん)」は、驚くほど鮮やかなグリーンに目を奪われる抹茶味のフィナンシェです。抹茶は栽培方法によって2種類に分けられ、あらゆる工程で手間暇をかけて作られるお点前用と、お菓子などの加工用に作られるものとがあります。京都の茶処として有名な宇治市で作られているのは、お点前用のお抹茶。そのお抹茶を贅沢に使っているのが、こちらの「十点」なんです。しかも、茶葉を熟知した存在として国内に12名しかいない「茶師十段」が厳選した石臼挽きの宇治抹茶なのです。香り高いバターとお抹茶の味わいが見事に調和し、ほんのり残るお抹茶の余韻も楽しめます。

【関東】銀座の名店「銀座 うち山」のおもたせ「しっとり焼き」 はっy

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銀座には数々の名店がありますが、四季折々の素材を用いた茶懐石ベースの和食を堪能できる「銀座 うち山」もその一つ。こちらでは、 3日前までに予約をすれば店頭で受け取れる「おもたせ」も人気があります。いろいろ種類がある中、唯一のスイーツがこちら「しっとり焼き」。見ればなるほど、和テイストのフィナンシェ。しっとり、ねっちりとした食感で、味わいはプレーン、みそ、からすみ、実山椒、ごまだれの5種類。発酵バターをたっぷり使い、アーモンドパウダーはスペインのマルコナ種を使うなど、なかなかの本格派。和の食材もカラスミは自家製のものを使うなど、お店で出しているのと同じこだわりとクオリティです。

【関東】毎日焼きたて!都内でしか買えない「ノワ・ドゥ・ブール」の「フィナンシェ」

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伊勢丹新宿店三越日本橋の2店だけにしかないパティスリー「ノワ・ドゥ・ブール」。店内の厨房で仕上げるフレッシュケーキや、毎日焼きたての焼き菓子が揃っています。こちらの「フィナンシェ」は、外はカリカリで中はじゅわ〜っとした理想的なあの食感。アーモンドプードルはスペイン産マルコナ種、バターは国産発酵バター、砂糖には風味豊かなきび糖が使われています。王道ながらしっかり地に足のついた手仕事あってこその味わいに大満足できるはず。焼き菓子にはうるさい女友達へのお土産にもおすすめです。

【関西】神戸生まれのスーパー「ikari」オリジナルの「フィナンシェ」

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兵庫県を中心に展開しているスーパーマーケット「ikari」。食材の鮮度や質にこだわった商品を揃えるプレミアムなスーパーとして支持されています。こちらにはプライベートブランドの焼き菓子があり、もちろん「フィナンシェ」もあります。バターの香り、しっとりとした生地…。スーパーのPB商品もここまできたか!と驚いてはいけません。なぜなら「ikari」は、もともと洋菓子製造業としてスタートした会社だから。お菓子作りのノウハウをしっかり持っているんですね。今後の兵庫土産にいかがでしょうか?

【関西】「アンリ・シャルパンティエ」の大阪限定「えびすフィナンシェ」

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続いてご紹介するのも兵庫県、スイーツの有名店が点在する芦屋に本店のある「アンリ・シャルパンティエ」。イートインの「クレープシュゼット」が大人気ですが、訪れた人たちの多くが購入して帰る焼き菓子も人気があります。現在は関西に複数の店舗があり、今回は大阪限定の「えびすフィナンシェ」に注目です。さすがは商人の街。商売繁盛の神様えびすさんの名前がつけられえいる上に、縁起が良いゴールドのパッケージ。気になる中身はと言えば、大納言小豆が入ったちょっと珍しいフィナンシェです。大納言小豆は煮ても腹が割れないことから、縁起物として昔から重宝されている食べ物。本場フランス式の前発酵を施したバターの風味と、大納言小豆の上品な甘さが特徴的です。

【関西】京都の実力派パティスリー!「グラン・ヴァニーユ」の「フィナンシェ」

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京都にある「grains de vanilla(グラン・ヴァニーユ)」は、2016年のパティシエ世界大会で優勝した日本チームの一人、津田 励祐さんのお店です。津田さんの作る「フィナンシェ」は、イタリア産ギルジェンティ種のアーモンドを使用し、ギリギリまで焦がしたバターをたっぷり加えたもの。口当たりや風味、食感の良さが印象に残る流石の味わい。丁寧な仕事あってこその美味しさです。京都へ行く機会があったら是非立ち寄って、ほかの焼き菓子とセットで京都土産にするのも喜ばれそうですね。

※掲載情報は 2018/06/08 時点のものとなります。

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