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一度食べ始めるとなかなかを手を止められない「サラミ」は、イタリア発祥のソーセージの一種。牛肉と豚肉をベースにニンニクなどで風味をつけて、低温で乾かして作る加工食品です。固めの歯ごたえのイメージの強いサラミですが、実はやわらかい食感のものややさしい塩気のものなど、さまざまな味わいが全国各地で作られています。今回は国産のサラミをご紹介します。お酒好きなお父さんへの父の日ギフトにもお役立てください。
一口サイズの手軽な本格派！ 国産豚肉と米沢牛のハーモニーを感じるサラミ
山形県のアンテナショップでも扱う『米沢食肉公社』の「さらみ」は、国産豚と米沢牛の比率にこだわり、低温でじっくり長時間乾燥、熟成されています。カジュアルに楽しめる本格派サラミは、香辛料控えめ。豚肉と米沢牛の旨みと甘みをギュッと凝縮し、噛めば噛むほどほんのり甘くジューシーな味わいが広がります。一口サイズなので開封後にそのまま食べられる手軽さだから、夏のアウトドアでプシュッとビールに合わせるのも最適です。
シャンパンと合わせたくなる！ 上品な香りと甘みが広がる北海道産「生サラミ」
『ファットリアビオ北海道』から2017年5月に新発売された3種の「イタリア職人が作る生サラミ」は、サラミマスターのヴィットリオ・サウロ氏が、北海道のブランド豚“スマイルポーク”を使い、南イタリア伝統の製法で作っています。しっとり感に加え、甘みと上品な香りが新感覚で、シャンパンと合わせたくなる味わい。野菜、パン、チーズの前菜やパスタやリゾットなど、アレンジの楽しみ方も広がります。
“つなんポーク”を使用！ 独特の風味とソフトな甘みの『へんじんもっこ』
東京・学芸大学駅前にある食のセレクトショップ『good fortune factory』で取り扱いのある『へんじんもっこ』は、新潟県佐渡にあるソーセージ工房。ほんのりニンニク風味の生サラミ「カッチャトーレ」は、甘みのある“つなんポーク”を使用。そのままスライスにして食べるのはもちろん、パンと合わせたり、パスタやピッツァの具材としても、そのポテンシャルを発揮してくれます。抜群の塩味と風味は、ハイボールともよく合いますよ。
35日間発酵熟成！ 脂身までまろやかな“ホエー豚”の生サラミ「エンダッタラ」
日本には６％しかない希少種で低カロリー＆高タンパク、クセがないヘルシーな世界ブランドの豚肉“ケンボロー種”に栄養豊富なホエーを与えて“ホエー豚”として飼育している北海道十勝大樹町の『源ファーム』。その上質な豚肉からつくった生サラミが「エンダッタラ」です。一本一本手作業で、35日間発酵熟成させてつくるサラミは肉の臭み一切なし。酸味があり、ジューシーさと旨味、コクが一気に広がります。
重厚な赤ワインと一緒に！ ゆっくり溶ける脂と鉄分を感じる旨味の蝦夷鹿サラミ
北海道のジビエを代表する蝦夷鹿（エゾシカ）肉。『エレゾ』でも蝦夷鹿肉を加工し、丁寧に熟成させたソーセージを作り、創業以来人気の誇っています。クセが強い鹿肉の味を紛らわすため、塩分が高くなりがちな鹿肉サラミですが、こちらの「蝦夷鹿サラミ」は塩分が強くなく、適度な豚脂でバランスを整えているので、深いコクを感じます。舌の上でゆっくりと溶ける脂と蝦夷鹿の旨味は、重厚な赤ワインと一緒に楽しんでみて。
東京育ちのブランド豚を使用！ 豚の旨味がとんでもない「紅白サラミ」
オーガニックのバニラウォーターを飲んだり、竜舌蘭のアガベシロップがおやつだったり、時にはバニラマッサージをされて、東京・世田谷でゆったりと無理なく育てられている“有難豚”。「紅白サラミ」は、有難豚のモモ肉と背脂のみ指定使用され、イタリア人サラミマイスターが加工を行なっています。プレーンとピリ辛テイストがあり、薄くスライスして室温になじませると、通常豚より高い有難豚のオレイン酸がなめらかに溶け出します。
※掲載情報は 2018/05/29 時点のものとなります。
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