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牛肉や羊肉のおいしさを引き出す黒胡椒
休日の外出が楽しくなる季節になってきました。太陽の日差しの下、思わず仲間を集めてひらきたくなるのがバーベキューでしょう。最近のバーベキューは、定番のグリル料理だけではなく、煮込み料理や燻製料理など、とにかくレパートリーが豊富。野外調理専用の便利な道具もたくさんありますよね。その様相がインスタ映えするようなおしゃれでかっこいいバーベキューに進化しているように感じます。
そんなバーベキューや野外料理には、調味料もこだわりたいところ。塩や胡椒だけでも料理の味の完成度がグッと上がります。最近は塩にこだわる人が増えていますが、胡椒となるとその愛好者はまだ少ないように感じます。でも、胡椒の辛味や香りを知るとその幅の広さに驚くかもしれません。
おすすめは、タスマニア産の黒胡椒「タスマニア・ブラックペパー」。フルーツのようなほのかな甘みと香りがあり、山椒のようなしびれる刺激が後から立ってくるのが特徴です。タスマニア州があるオーストラリアでは鹿やカンガルーなど、くせのある肉に合わせて調理することが多く、味つけとしてはもちろん、臭み消しにも役立ってくれます。
爽やかな香りと刺激が持続するので、グリル料理のほか、粗挽きした胡椒を挽き肉や酢と合わせて和え麺にしたり、レモン果汁と合わせてドレッシングにしたりと、酸味のある料理と合わせるのもおすすめです。すっきりした刺激のアクセントになりますよ。
好みの胡椒を試食ができる『レピス・エピス』
「タスマニア・ブラックペパー」を販売しているのは、東京・自由が丘に本店を構えるスパイスブティック『レピス・エピス』です。世界各国から集まったスパイスが160種類以上揃っていて、黒胡椒だけでも10種類以上の取り扱いがあります。店内ではスパイスの試食ができるんですよ。好みの味を知ることができるし、味わってみることでどんな料理に合うかイメージもわきやすくなります。
これからの季節は暑さを吹っ飛ばしたくなるような、刺激的な料理が食べたくなります。使いやすい胡椒なら、すぐ料理に活用できるでしょう。ぜひ、キッチンに常備してみてくださいね。
※掲載情報は 2018/05/01 時点のものとなります。
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キュレーター情報
アジアンフードディレクター
伊能すみ子
アジアンフードディレクター/1級フードアナリスト 舞台制作や民放気象番組ディレクターを経て、食の世界へ。調理師専門学校で調理、食文化を学びながら、食の専門家であるフードアナリストとして活動を開始。メディアを中心に飲食情報の提案やアジア各国料理の執筆、講演、講師、レシピ制作などを行う。
「ASEAN食のコンシェルジュ」、「タイフードコンシェルジュ」、「カンボジア旅のリポーター」などの肩書を持ち、食と旅の提案も手がける。年に数回、アジア諸国を巡り、屋台料理から最新トレンドまで、現地体験を専門webサイトにて多数掲載。書籍『専門店が教える スパイスの基本』(PHP研究所)では、レシピを担当。日本にいながらも他のアジア諸国のおいしい料理を楽しめるような、環境作りを目指す。