たんきり飴
中島製菓 〒300-4517 茨城県筑西市海老ヶ島1075
「たんきり飴」は、もともと痰を切る効果があるとされていたことから、その名がついたと言われています。大根味や、しょうが味があることからもなんとなく理解できます。地飴と呼ばれるものによくありますが、今だに釜でゆっくり炊き上げてゆっくり仕上げる飴は、飴なのにふっくらしているというか、やわらかいというか。ソフトキャンディーとは全く違った感覚です。
多くのたんきり飴には、白砂糖で作られますが、今回ご紹介する『中島製菓』の「たんきり飴」にはきび砂糖が使われています。白砂糖ときび砂糖は、ミネラルの量が全く違い、特にコクに大きく違いが出ると生産者の方はいいます。キリっとした甘さを出すのは白砂糖が適していると言われる方もいますが、個人的には、たんきり飴は、きび砂糖や、ほとんど見なくなりましたが黒糖を使ったものが好きです。
独特の形も手作り感があってよいですよね。すっかり珍しくなった、たんきり飴ですが、もし、見かけたたんきり飴にきび砂糖が使われていたら是非とも味わってほしいです!
中島製菓 〒300-4517 茨城県筑西市海老ヶ島1075
※掲載情報は 2018/04/29 時点のものとなります。
二木の菓子 専務取締役 商品開発部長
二木英一
「二木の菓子」ではお菓子の専門店として常時約10,000種類のお菓子を取り揃えて日本中、世界中からお客様をお迎えしています。(規模によりますが一般的な小売店で約500~1000種類位と言われています)文化も、環境も違う地域から見つけてくるお菓子は驚きと、感動がいっぱいです!中には決して大型店舗では、売られる事のない名品も沢山あります!私は、食べる時に思わず感情移入してしまう名品を探すべく日々情報収集と自分の足で確認する事を仕事としています。また最近は独自の視点から商品開発も手がけております。それは、私がお菓子のプロとしてお客様から求められる提案に、手土産があるからです。昨今、お菓子ブームから、ただ売れている商品に似せて作った物が多くあります。そこで、決して流行や売れている物の真似ではなく、お菓子が本来持っている手渡しする意味や本物を形にする為、企画からお菓子が出来るまでを「ふたつ木」という自社ブランドでご提案しています。2015年5月テレビ東京「ガイアの夜明け」~進化するお菓子驚きの販売手法~出演 著書「なぜ20円のチョコでビルが建つのか?」Amazonマーケティングカテゴリー1位獲得