チャイスパイスがいつもの紅茶を美味しくする。ドイツ産氷砂糖「カンディス」

チャイスパイスがいつもの紅茶を美味しくする。ドイツ産氷砂糖「カンディス」

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紅茶文化もあるドイツ

ドイツ人が紅茶を飲むというイメージは日本ではあまりないかもしれません。しかしドイツ北部、オランダとの国境沿いにあるオストフリースラント(東フリージア)地方には紅茶文化が根付いています。
生クリームを入れ、入れたクリームはかき混ぜない、オストフリースラントブレンドという紅茶がある、などいくつか特徴がありますが、「氷砂糖を入れる」というのもその一つ。
氷砂糖はKandis(カンディス)と呼ばれ、日本の物より粒が大きく、紅茶を飲む時は、まずこのカンディスを一つカップに入れてから熱々の紅茶を注ぎ入れます。すると氷砂糖がカチンと音を立てます。この音も、オストフリースラントの紅茶シーンには大事な要素なのです。

チャイシロップ

同じくドイツ北部の都市ハンブルクにあるL.W.C. Michelsen(ミヒェルゼン)社が、定評のあるカンディスを作っています。ハンブルクはヨーロッパ最大の茶類貿易港で、また1814年創業の高級食材店のミヒェルゼン社は、皇帝ヴィルヘルム2世の御用達でもあった名店です。
同社のカンディスは、一般にオストフリースラントで使われているものより小ぶりですが、種類が多く、今回ご紹介する「チャイ・カンディス」もその一つ。紅茶、チャイスパイスを効かせたシロップに氷砂糖が漬けてあります。
いつもの紅茶が何か物足りない、または一味違った味わいを楽しみたいと感じた時に少々入れてみたり、疲れた日や肌寒い夜はホットミルクに入れたり。デザートやソースのアクセントにも使えますね。
高級品ではないけれどちょっと気の利いた手土産にもいかがでしょうか?

 

チャイスパイスがいつもの紅茶を美味しくする。ドイツ産氷砂糖「カンディス」

              ↑ミシン目がついてシールがきれいにカットできるところも嬉しい。

チャイスパイスがいつもの紅茶を美味しくする。ドイツ産氷砂糖「カンディス」

※掲載情報は 2018/04/18 時点のものとなります。

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キュレーター情報

森本智子

ドイツ食品普及協会 代表

森本智子

ドイツ在住11年、日本帰国後はドイツ農産物振興会日本事務所にマーケティングマネージャーとして勤務。2010年同団体の解体を機に独立、株式会社エルフェンを立ち上げドイツ食品・飲料の輸入・販売サポート、展示会の出展サポート・コーディネート、ドイツの展示会、会社訪問のガイド・コーディネート、ドイツ食文化セミナーの開催、ドイツの食の情報発信に関わる活動を行っています。
株式会社エルフェン:http://elfen.jp/

一般向けのイベントではドイツ大使館主催「ドイツフェスティバル」の立ち上げ、運営メンバー。
日本ではただひとり、ドイツ ドゥーメンス・アカデミー認定ディプロム・ビアソムリエの資格を持つ。
なかなか日本では知られていないドイツのおいしい物をご紹介していきたいと思っています。

著作:フォトエッセイとイラストで楽しむ ちいさなカタコト*ドイツ語ノート 国際語学社

ドイツパン大全 誠文堂新光社 
http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=5380

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