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華やかで人気のエリアにもギフトにぴったりなグルメやスイーツがたくさんありますが、下町と呼ばれるエリアでも実は隠れた名品があります。地域に根づいて長年愛されてきた味はどれもお墨つきで、下町特有のレトロさが逆に注目を集めているのかもしれません。今回はそんな東京の下町にスポットを当てて編集部がおすすめする7選をお届けします。
昭和初期から愛され続ける下町の名物『うさぎや』の「どらやき」
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昭和初期に発売を開始して以来、長年愛されている『うさぎや』の「どらやき」。高価な材料を使うわけではないものの、小豆をひとつとっても毎年職人が産地に足を運んでよいものを選ぶという手間をかけています。また小豆を煮る具合や豆の大きさを均一に揃えることで、火がまんべんなく行きわたり、なめらかな食感の餡ができるのだそう。伝統製法の味は間違いお墨つきです。
素材の味がダイレクトに伝わる!地域密着の人気店『おいもやさん 興伸』の「大学芋」
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昭和59年に台東区駒形からはじまったさつまいも菓子の専門店『おいもやさん 興伸』。現在では浅草拠点にした下町にお店をいくつも構え、地域の人から愛されているお店です。さつまいもを菜種油で揚げて蜜をからめるというシンプルな料理のため、素材の持っているおいしさがダイレクトに伝わる大学芋。さつまいもの種類も時期によって変わり、鹿児島県産の紅さつまや千葉県産の紅高系など、そのときによって味の違いを楽しめるのも魅力ですね。
まるっとしたフォルムが愛らしい!『人形焼き山田家』の「ぽんぽん狸の人形焼」
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続いては東京・錦糸町にお店を構える『人形焼き山田家』の「ぽんぽん狸の人形焼」。箱を開けて目に飛び込んでくる愛らしい面持ちには思わず顔がほころびます。生地もふんわりと柔らかく、中のこし餡も甘さ控えめで上品な味わい。狸の他に、三笠、太鼓、紅葉をモチーフにした人形焼もあるので、手土産の際は詰め合わせて贈りたいですね。
上品だけど飾らない!あんことクリームのバランスが絶妙な「金町生ぶっせ」
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スポンジ生地にクリームを挟んだ軽やかな食感の洋菓子ブッセ。『パティスリー ラ・ローズ・ジャポネ』の「金町生ぶっせ」はマンダリンホテル東京のシェフパティシエを務め、フランス菓子の世界大会にも出場したオーナーシェフ五十嵐さんが作る渾身の一品です。卵黄多めのシュー生地に卵白を加えて仕上げ、生クリームも乳脂肪分45%のフレッシュなものを使用。中のあんこと生クリームのバランスが絶妙ですよ。
浅草住宅街の一角に隠れた名店!ベーカリー『テラサワ』の「生クリームコルネ」
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東京・浅草の言問橋近く、住宅街の一角にあるベーカリー『テラサワ』。知らなければ見過ごしてしまいそうな場所ですが、地元の人たちはもちろん、いまや遠方からもお客さんが訪れる知る人ぞ知る人気店です。看板商品の「生クリームコルネ」は創業当時から変わらず同じ味を守り通しており、素朴なクリームとで柔らかいパン生地が何度でも食べたくなる味わい。午前中に行かないと手に入らないこともあるそうなので気になった方はお早めに。
揚げたてをほおばりたい!森下で絶えず行列ができる『カトレア』の「カレーパン」
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続いても東京の下町・森下で行列ができるほど人気な『カトレア』の「カレーパン」。2種類のうち「元祖カレーパン」は野菜の甘さがきいたノスタルジックでマイルドな味わいの黄色いカレーがたっぷり。もうひとつの「元祖カレーパン(辛口)」はお家で作るようなしっかり煮詰めた濃厚なカレーが詰まっていて、辛いものが好きな人はこちらがおすすめ。これは揚げたてをほおばりたいですね。
甘じょっぱさがクセになる!通のおもたせにも使える人形町『ハマヤ』の「富貴豆」
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シンプルなのに奥深い味わいが魅力な人形町の老舗『ハマヤ』の「富貴豆(ふきまめ)」。清酒や醤油、みりん、砂糖で炊き上げた黄金色のそら豆は独特な風味で、食べると醤油の香りを残した甘じょっぱさがクセになります。早い時間に売り切れてしまうというので、購入の際は早めに足を運びたいですね。
※掲載情報は 2018/03/12 時点のものとなります。
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