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料理の味を決める調味料。日常的に使うものだからこそ、良質で扱いやすいものを選びたいですね。ここでは、基本の「さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(醤油)・そ(味噌)」を中心に、マヨネーズや香辛料も含め、料理研究家たちが出会い、実際に愛用している全国の調味料をセレクトしました。おすすめの使い方の指南もご紹介。いつもの味がワンランク、いやそれ以上にアップする調味料の逸品を是非お試しあれ。
だし醤油の深い旨味を侮るなかれ!手軽に贅沢な味を堪能
しょう油のなかでもだし醤油は使い勝手がよく、簡単に旨味のある味付けができます。鎌田醤油のだし醤油は、うどんつゆとしてそのまま使えるほど味が整っています。また和風ドレッシングとしても使える優れもの!塩分控えめで、昆布とさば&カツオだしの自然な風味を味わえます。だし醤油の味をダイレクトに味わいたいなら、冷や奴にかけて味わってみてください。シンプルな味わいの中に深い旨味が潜んでいることが分かるでしょう。
ブランド名:鎌田醤油
商品名:だし醤油(お取り寄せ可)
料理のアクセントとして使い方は無限大「えびノ干シ塩」
料理家の橋本彩子さんがおすすめする「えびノ干シ塩」。鳥取県の湖山池で獲れる“ぬかえび”を海塩と混ぜ合わせ、約半年間熟成させたのちに乾燥させるという手間のかかった逸品です。「使い道は無限大」と橋本さん。その言葉通り、淡白な白身魚や烏賊などの魚介類、お粥やパスタ、天ぷらなどとの相性は抜群。レモンやオリーブオイルとも合わせて、サラダのドレッシングにも最適。塩味を付けるだけでなく、シンプルな食材に魚醤のコクをアクセントとして加えることができる優れものです。
ブランド名:つづお食品
食酢の醸造所が化学調味料なしで作る、まろやかなマヨネーズ
料理家の橋本さんがもう一つセレクトしたのが、私市醸造の「マヨネーズ」。お酢の醸造所が造る、味と素材に非常にこだわったクラフトマヨネーズです。菜種油の圧搾一番搾り、全卵、天塩、オリジナルの醸造酢とりんご酢のほかレモン果汁を使用。化学調味料は一切使わ図、優しい味わい。「酸味はとてもまろやか。ふわっと広がる香りもとてもフルーティー」というように、ほかの食材と合わせやすいシンプルさも特徴です。
ブランド名:私市醸造
商品名:マヨネーズ(お取り寄せ可)
絶品の魚の煮付けが作れる、たまり醤油「わらべうた」
醤油をセレクトしてくれたのは、魚料理研究家の是友麻希さん。おすすめは、愛知県の知多半島にある南蔵のたまり醤油。とくに生引きの「わらべうた」は、「混じりけ、雑味の一切ない、とてもクリアなお醤油」とのこと。この「わらべうた」で魚の煮つけを作れば、こってり濃厚で、うま味が強く仕上がるそうです。「魚料理の腕がワンランクも2ランクもUPしますよ」と聞けば、使わずにはいられませんよね。
ブランド名:南蔵
薬膳カレーも簡単!酒造の女将仕込みの「薬膳味噌」
料理家の湖山くれみさんのおすすめは、沖縄の天然醸造味噌。中でも、「健康的に元気を貰える本物の味わい」と語る「沖縄薬膳美ら味噌」は、明治38年の創業の泡盛づくりの酒蔵「崎山酒造廠」によって作られた逸品です。玄米・はと麦・黒千石大豆・黄大豆・黒胡麻といった5つの素材と、沖縄の美しい海水から作られた自然海塩だけを贅沢に使っています。通常の味噌としても秀逸ですが、これを使った薬膳カレーなどのアイデア料理にも力を発揮してくれます。
ブランド名:崎山酒造廠
商品名:沖縄薬膳美ら味噌(お取り寄せ可)
7種のスパイスで老舗の味を楽しめる「おためし七味」
インドスパイス料理研究家の香取薫さんのおすすめは、江戸時代から続く長野県の老舗、八幡屋の「どこでも七味」、一味、七味、バードアイ(激辛)、深煎七味、ゆず七味、山椒七味、七味ガラム・マサラのひとふり袋の詰め合わせになっています。カラフルでコンパクトなパッケージが目を引きますが、実はこのスタイル、味の上でも合理的。「小分けで香りが逃げていませんから、これ以上の良い条件は無いでしょう」と香取さん。さすがと唸らせる老舗の味と香りを最良のコンディションで味わってみては。
ブランド名:根元 八幡屋礒五郎
商品名:おためし七味(お取り寄せ可)
※掲載情報は 2018/03/05 時点のものとなります。
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