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2017年1月財務省の貿易統計にてチリワインの輸入量が2年連続1位となり、晩酌ワインの定番として根付いているチリワイン。その理由は、関税が段階的に引き下げられたこともありますが、 生産者の努力によってどんどん品質が向上しているから! コストパフォーマンスが格段にアップし、低価格でも本格的な味わいを楽しめると人気を確立しています。そんな最近注目のチリワインをご紹介していきましょう。
多彩なチリワインを世に送り出す『コンチャ・イ・トロ』
チリでは数々の素晴らしいワインがどんどんと生まれていますが、最初に紹介するのは、世界に誇るチリの名門にして世界最大規模のワイン企業である『コンチャ・イ・トロ』です。チリの最高峰ワインのひとつである『ドン・メルチョー』から『カッシェロ・デル・ディアブロ』から、安くて旨いという日本におけるチリワインのイメージを確実なものにしたカジュアルなものまで、多彩なワインを世界中に送り出しているんですよ。
冷涼エリアかつ自然畑で育んだ『マテティッチ』のワイン
続いてご紹介するのは、農業生産やリゾートホテル経営で財を成したファミリーが99年にスタートさせたワイナリー『マテティッチ』(日本での輸入会社での表記は『マテティック』。代表する2つのラインは、親しみやすい『コラリージョ』と「均衡」を意味する『EQ』。温暖さと冷涼さを併せ持つ気候と、オーガニックに適した4つの自社畑で育んだブドウの良さ丁寧に引き出されていますよ。
先進的であり原始的な手法で作る『エミリアーナ』のワイン
こちらのワイナリーは、首都サンチアゴから車を 1時間30分ほど太平洋の方面へ走らせたカサブランカヴァレーという場所にある『エミリアーナ』。先進的であり原始的でもあるオーガニック栽培、ワイン造りを実践しています。害虫を薬品で駆除するのではなく、自然の生き物が介在することで、最適な生態系のバランスがとりながら、結果的に健やかなぶどうが育つというライフサイクルを実現。環境と共生するワインを創り出しています。
日本の料理とも相性抜群!豊かな果実味の「トレオン」の赤ワイン
続いてご紹介するのは「トレオン・デ・パレデス・リセルバ・メルロー」です。リーゾナブルで気軽に飲める美味しいワインとして注目を集めています。熟成させた味わいは、ボルドー産の赤ワインにも匹敵するほどだとか。豊かな果実味と共にしっかりとしたタンニンが感じられ、バランスが良く、余韻が長い味わいが特長。うれしいのは日本の料理とも相性がよいこと。焼き鳥、すき焼き、鰻の蒲焼などともバッチリだそうですよ。
プリンスをも満足させるチリワイン「Coyam 2011」
最後にご紹介するのは、「Coyam 2011」。バイオダイナミック農法で作れられたチリ産のオーガニックワインで、2014年には「Wine Spectator」誌で91点の高得点を獲得しました。ワイナリーには、あのチャールズ皇太子も含めて、イタリア、スペイン、そしてイギリスから沢山の観光客が訪れているそう。プリンスの口をも満足させるワインなら間違いないでしょう!ホームパーティの手土産にもっていっても、話題をさらうことうけあいですね。
※掲載情報は 2018/02/04 時点のものとなります。
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