関東人ながらハマってしまった麦味噌の魅力!居酒屋から誕生した「壺味噌」

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相当昔になりますが、関東から九州へ嫁ぐ友人から「麦味噌が苦手なんだよなぁ」というぼやきを聞いたことがあります。幼い頃から塩分の高い米味噌を使っていた友人からすると、“麦を使った甘みの強い味噌”を受け入れることができなかったみたい。

 

地域によって甘味や塩味、食感までも違うので、食べ慣れていないと戸惑うこともありますが、それこそが地域性あふれる日本の食文化のおもしろさなんですよね。

 

そういいつつ、実は私も麦味噌のおいしさを知ったのは、だいぶ大人になってから。その魅力を知ってからは冷蔵庫に常備しているほどで、料理をする時に活躍してくれています。

麦味噌にカシューナッツ!18種の食材がごはんになじむ

最近のお気に入りは『塚田農場』の「壺味噌」。全国にチェーン展開している居酒屋『塚田農場』が販売している万能味噌です。宮崎県産の麦味噌と4種の味噌のブレンド味噌をベースに、桜島大根、高菜の油炒め、カタクチイワシ、カシューナッツ、黒糖、ニンニクなど計18種もの食材が使われています。そのなかでも、特にカシューナッツがよい仕事をしているんです。ゴロゴロと存在感があるだけではなく、しっかり味噌が浸透していて、カシューナッツの麦味噌漬けとして発売してほしいくらいのおいしさです。

関東人ながらハマってしまった麦味噌の魅力!居酒屋から誕生した「壺味噌」

合わせ味噌に食材のうま味がぎゅっと詰まっているので、パッケージにある「野菜によし!ごはんにうまし!」とキャッチーなコメントにも納得です。これがごはんに合わないわけがありません。白飯だけではなく、炒飯にしても味を引き立ててくれますよ。また、ビールのおつまみとして野菜スティックと一緒に食べてもぴったりですし、豆腐にのせても合います。

お通しとして提供していた壺味噌が人気に!

関東人ながらハマってしまった麦味噌の魅力!居酒屋から誕生した「壺味噌」

『塚田農場』といえば自社養鶏場を持っていたり、全国の農家と契約をしたりと、飲食店の枠組みを超えて生産者と消費者をつなぐ役割をしています。そのため、店舗で使用されている食材も新鮮なものばかり。そのなかで、野菜とともにお通しとして提供されていたのが「壺味噌」です。元々は販売の予定はなかったようですが、店舗に来られない、自宅で楽しみたい、というお客様のリクエストが多かったことから販売開始されたとのことです。

 

その気持ちわかります。普段は野菜をあまり摂取しない人でも、この味を知ってしまったらやみつきになってしまうことでしょう。色々な料理の調味料としてもよいクセントになってくれます。

 

麦味噌初心者の人も、この味から徐々になれていったら、麦味噌の魅力にハマるかもしれませんね。通信販売をはじめ、全国のスーパーマーケットに取り扱いがあります。自宅で楽しむのもいいし、友人のおうちにおじゃまする時のお持たせにもおすすめできます。

※掲載情報は 2018/01/22 時点のものとなります。

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キュレーター情報

伊能すみ子

アジアンフードディレクター

伊能すみ子

アジアンフードディレクター/1級フードアナリスト 舞台制作や民放気象番組ディレクターを経て、食の世界へ。調理師専門学校で調理、食文化を学びながら、食の専門家であるフードアナリストとして活動を開始。メディアを中心に飲食情報の提案やアジア各国料理の執筆、講演、講師、レシピ制作などを行う。     
「ASEAN食のコンシェルジュ」、「タイフードコンシェルジュ」、「カンボジア旅のリポーター」などの肩書を持ち、食と旅の提案も手がける。年に数回、アジア諸国を巡り、屋台料理から最新トレンドまで、現地体験を専門webサイトにて多数掲載。書籍『専門店が教える スパイスの基本』(PHP研究所)では、レシピを担当。日本にいながらも他のアジア諸国のおいしい料理を楽しめるような、環境作りを目指す。

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