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別名“奇跡のフルーツ”アロニア
アロニアは最近日本でも知られるようになってきたフルーツの一つでしょうか。ブルーベリーなどと同じベリー系のフルーツで、スーパーフードとも呼ばれています。
原産は北アメリカといわれ、英語の別名はチョークベリー(Chokeberry)。
アロニアは美容と健康によいといわれ、特にポリフェノール(フルーツに含まれるアントシアニンという物質)が豊富なことで有名です。フルーツの中でも特にポリフェノール含量量が多いといわれるブルーベリーの2倍以上だそう。またカロテノイドや食物繊維も含まれており、アロニアはサプリメントによく使われています。
ドイツのオーガニックジュースメーカー、ラベンホースト社
このアロニアを100%のオーガニックジュースとして製造、日本でも販売しているのがドイツ、ラベンホースト社。ラベンホースト社は1805年創業、1969年からは可能な限りオーガニックで多種類のフルーツジュースを製造しています。環境や品質に配慮した製造方法で知られ、地元の環境優秀賞などを受賞しています。
ジュースの原料となるフルーツは、信頼できる農家と農場の持続性を守りつつ厳選してセレクトしています。ジュースには濃縮果汁は使わず、瓶詰した後に低温で殺菌し、ジュースの発酵を止めます。低温殺菌にすることで、ジュースの味、栄養分、色が損なわれない配慮をしています。瓶への空気の混入も防げるようなボトリング方法を導入しています。
こうした丁寧な製造により、ラベンホースト社はオーガニックジュース部門ではドイツでトップに入るメーカーです。
ドイツ人は日本人より果物を多く食べますが、その摂取量の中にはフルーツジュースも含まれています。ドイツ人の家庭にお邪魔すると必ず2、3種類のジュースが置いてあります。子供から大人までドイツ人はジュース好きな国民といえます。
ポリフェノール含量に驚き。オーガニックアロニアジュース
ラベンホースト社が製造するこのオーガニックアロニアジュースは、125mlの小瓶でもポリフェノール含量がなんと1250mlもあるという驚きの商品です。ポリフェノールが多いことで知られる赤ワインやコーヒー100ml中の含有量より数倍多く含まれていることになります。
ポリフェノールが多いということはそれだけ渋み、苦味もありますので、このジュースもそれらの味がしっかり含まれていますが、リンゴやブドウのジュースと割って飲むと美味しいです。ポリフェノールはこまめに摂るのがよいそうなので、少しずつ割って飲むのは理にかなっているといえそうです。
一年の終わりに手軽に飲めるこのアロニアジュースで疲れを取ってみてはいかがでしょうか?
※掲載情報は 2018/01/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ドイツ食品普及協会 代表
森本智子
ドイツ在住11年、日本帰国後はドイツ農産物振興会日本事務所にマーケティングマネージャーとして勤務。2010年同団体の解体を機に独立、株式会社エルフェンを立ち上げドイツ食品・飲料の輸入・販売サポート、展示会の出展サポート・コーディネート、ドイツの展示会、会社訪問のガイド・コーディネート、ドイツ食文化セミナーの開催、ドイツの食の情報発信に関わる活動を行っています。
株式会社エルフェン:http://elfen.jp/
一般向けのイベントではドイツ大使館主催「ドイツフェスティバル」の立ち上げ、運営メンバー。
日本ではただひとり、ドイツ ドゥーメンス・アカデミー認定ディプロム・ビアソムリエの資格を持つ。
なかなか日本では知られていないドイツのおいしい物をご紹介していきたいと思っています。
著作:フォトエッセイとイラストで楽しむ ちいさなカタコト*ドイツ語ノート 国際語学社
ドイツパン大全 誠文堂新光社
http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=5380