記事詳細
海外でもそのままの名前で親しまれている柿(KAKI)。日本は世界でも上位の生産量を誇り、国内では和歌山県が日本一の産地。柿は1日1つ食べれば、女性にもうれしい美容にもうれしいことがたくさん。そんなことを知ってか知らずか、外国人も注目しているようです。
今回は世界で愛されている“柿”を使ったおやつをご紹介します。外国人への贈り物の候補として、話題の「柿(KAKI)」を検討してみてくださいね!
冬が来るのが楽しみになる! ぷっくりとかわいい形をした市田柿の和菓子
アメリカ、イギリス、マレーシアなど世界中に支店を持つ『宗家 源吉兆庵』の「粋甘粛(すいかんしゅく)」は、柿をまるごと使用した上品な和菓子。使用している柿は長野県産の市田柿。上品な甘さときめ細やかな肉質、もっちりとして心地よい歯ごたえで、市田柿のもう一つの特徴であるぷっくりとかわいらしい形の中には白あんが詰まっています。冬限定で販売される和菓子で、毎年発売を心待ちにしているファンも多いのだとか。
300年の歴史あるお酢とコラボ! 朝倉市の名産を使った柿ビネガーサイダー
福岡県の中南部、朝倉市杷木町にあるお店『時季のくら』で手がける人気シリーズが「ビネガーサイダー」。『庄分酢』という300年以上の伝統がある上酢会社の酢を使いながらも、お酢の感覚よりも炭酸のスカッとした印象の強いサイダーに仕上げています。お酢の酸味に、朝倉市名産である柿やぶどうのうまみがプラスされ、飲めば飲むほどまろやかな味わいです。外国のワインのようなオシャレなラベルはギフトにも喜んでもらえそうですね。
食べれば長生きできる?! 家康公のお膝元藤枝で旬の贅をつくした「長寿柿」
74歳まで生きた徳川家康公。今の年齢に換算すると100歳近い齢になるそうです。静岡県藤枝は家康陣の元。そこで作られる柿は秋の太陽をふんだんに浴び、甘さが格別で、さらに藤八という農夫のつくる干し柿があまりにうまいと評判だったそうです。家康公に献上された柿は“藤八柿”と名付けられ、藤八にならって干した藤八柿の中に白餡をつめ氷餅をまぶしたのが「長寿柿」です。健康を願う相手への贈り物にいかがでしょう。
まるごとの柿でおもてなし?! 柿のおいしさがつまったリアルすぎるあんこ菓子
福岡の郊外、太宰府天満宮と繋がる道沿いにある宇美八幡宮という神社の敷地内にある『季のせ』。こちらで秋の風物詩として親しまれている和菓子が、その名も「秋来たし」です。え、和菓子?柿でしょう?と思った方も多いのでは? 見た目は柿そのものですが、本物はヘタの部分だけ。柿と見間違う人も続出も割ってびっくり! 中のあんこにも柿を使い、外側を柿の羊羹で包んでいる柿のうまみぎっしりなあんこ菓子でした。
しっとり食感にまろやかな口どけ! ジャンルを超えたおいしさの干し柿
富士柿を干し柿に仕上げたプレミアムな一品がこちら。愛媛県八幡浜市国木地区にある柿農園『丸京農園』の干し富士柿「ドライDE媛富士」です。水分をたっぷりと含んだ大きな富士柿を愛媛の温暖な気候で干し柿にするのは不可能だと言われていましたが、試行錯誤を重ねてついに完成させました。しっとりとして上品な味わいで、干し柿のジャンルを超えたおいしさに出会えます。
※掲載情報は 2017/12/12 時点のものとなります。
- 5
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。