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コシヒカリの名産地・魚沼エリアは、新潟の中でも豪雪地帯として知られています。米があるところには酒があり、酒のあるところには麹があるということで、最近では「甘酒」でも注目を集めています。そんな魚沼エリアには、雪の下で寝かせて甘みをアップさる「雪の下にんじん」など、お米以外にもさまざまな特産品があります。そこで今回は、魚沼エリアで見つけたレベルの高いグルメをご紹介します。
豆腐屋さんの「焼きかりんとう」は大豆を使った素朴な味わい
「十日町市産 大豆焼きかりんとう」は、魚沼産大豆で豆腐を作っている十日町の豆腐屋さんが、豆腐の副産物である生のおからを使って作っています。毎朝できたての生おからを用い、オーブン釜で温度を変えてじっくり二度焼きして完成します。通常の揚げかりんとうに対し、焼きかりんとうは軽やかな食感で、驚くほどサクサク。プレーン、生姜、ピリ辛、味噌、甘酒など幅広いラインナップなのも魅力です。生地にはゴマが練りこまれているので、噛みしめるごとに香ばしさも広がります。
米のおがくずを使って栽培!米どころならではの「ぶなしめじ」「えのき」
着物好きなら知らない人はいない塩沢紬(しおざわつむぎ)の産地でもある塩沢も、魚沼エリアにある町です。JAしおざわ管内では「ふなしめじ」や「えのきたけ」といったきのこの栽培も盛んに行われています。トウモロコシの芯を細かく砕いて乾燥させたコーンコブミールできのこを栽培する方法が主体ななか、こちらの地域では米のおがくずを主体にして栽培しているのが特徴です。これによって、きれいな白色で軸の太い「えのきホワイト」となります。「ぶなしめじ」も同様に軸太でしっかりした歯ごたえ。野菜売り場で見かけたら、ぜひ手にとってみてくださいね。
「雪下にんじん」の産地で生まれた美しい夕日色のお菓子「魚沼の夕日」
魚沼エリアでは、冬場ならではの野菜作りも行われています。その代表的なものが、雪の中で越冬させることで糖分を引き上げた「雪下にんじん」です。なんと糖度は10度以上もあり、梨やびわと同じくらいなのだとか。そんな「雪下にんじん」を使って作られているスイーツが、塩沢町のお菓子屋さん『松月』の「魚沼の夕日」です。バームクーヘンのような形をした洋菓子のようでもあり、お茶請けにももってこい。魚沼の美しい夕日色を雪下にんじんの色で表した、ノスタルジックで地元感あふれる一品です。
「雪下にんじん」の栄養がたっぷり詰まった飲みやすいミックスジュース
先ほどご紹介した「雪下にんじん」の風味をダイレクトに味わえるのが、「雪を割り掘り起こした人参ミックスジュース」です。越冬させることで、にんじん独特の臭みが緩和され、アミノ酸が飛躍的に増加して甘く美味しくなるのだそう。濃厚なのに後味はさっぱり。にんじんジュースが苦手な人にほど、おすすめしたい商品です。ビタミンや食物繊維などの栄養価が手軽に補えるところもうれしいですね。
南魚沼はマンゴーの産地でもある!新潟空港限定マンゴー味の手作り焼ドーナツ
関東から新潟へのアクセスは、上越新幹線を利用する方法がまず思い浮かぶ人が多いかもしれません。でも、下越地方のある新潟市周辺に行くなら、飛行機という手もアリです。今回ご紹介するのは、新潟空港限定で販売されているスイーツ「越後ゆきぐにマンゴードーナツ」。旅客ターミナルビル20周年を記念して作られたもので、温泉熱を利用したハウスで栽培されている南魚沼産「ゆきぐに温泉マンゴー」を贅沢に使っているのが特徴です。あざやかな黄色と、しっとりジューシーな味わい。新潟空港へ行くことがあったら、必ずゲットしたいですね。
酒どころの新潟ではレア!甘口タイプの日本酒「天神囃子」
北国で作られているお酒は、きりりと辛口なものが多い印象があります。新潟の日本酒として有名な「越乃寒梅」「久保田(千寿、万寿)」「八海山」や「吉乃川」などもそのタイプ。ところが、今の時代はよりまろやかでフルーティーなタイプが女性を中心に人気を集めています。その代表例が「天神囃子」です。十日町市にある「魚沼酒造」のお酒で、魚沼酒造は甘口にこだわる異色の酒蔵としても知られています。「天神囃子」はその代表ブランドで、大吟醸から普通酒までラインナップされています。
※掲載情報は 2017/11/13 時点のものとなります。
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