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いつのまにやら、すっかり秋めいてしまいました。気温が涼しくなったのはもちろんですが、日が暮れるのが日に日に早くなってきています。読書や映画鑑賞、美食に長湯……。秋の夜長はリラックスしながら、ゆったりとした時間を楽しみたいものです。そんな時間のおともにぴったりなのがチョコレート。いつものチョコレートも良いですが、日本酒を取り入れたおいしいチョコレートも揃っていますよ。秋のギフトにもいかがでしょう。
福井の地酒を食べ比べ！ お酒の芳醇な旨さが際立つ「日本酒BONBON」
10月は収穫されたばかりの酒米で、新酒の仕込みが始まる時期。その頃にぜひチェックしていただきたいのが、福井県にある人気のパティスリー・ショコラティエ『エスポワール』が作る日本酒入りのチョコレート「福井地酒BONBON巡り」です。福井の地酒の原酒を使い、その芳醇な味わいが存分に楽しめる、大人のためのボンボンチョコレートです。ゆっくりと名酒めぐりをお楽しみください。
口に広がる高級感！ チョコレートとともにふわりち口どける獺祭の風味
山口県の有名な日本酒と言えば「獺祭（だっさい）」。日本酒ラバーならずとも一度は耳にしたことがあるでしょう。海外にも進出し、今では手に入らないお酒としても名高い名酒が、なんと大人なチョコレートに大変身しました。手がけたのは、関西初の本格的ショコラ専門店として知られる『ショコラティエ パレ・ド・オール』。口に入れるとふわっと日本酒の甘い香りと風味が広がり幸せな気分にさせてくれますよ。
秋の夜長におちょこで乾杯！ 越後の銘酒をたっぷり練りこんだ大人の生チョコ
日本酒をクイッと嗜む気分も合わせて楽しめてしまうチョコレートが、新潟にお店を構える『しょこら亭』の「麒麟山吟醸利酒ショコラ」。越後の銘酒“麒麟山”の吟醸酒をたっぷりと練り込んだ、ちょっぴり大人な生チョコレートがまるで日本酒のようにおちょこの中にたっぷりとが注がれています。食べる直前に冷蔵庫から出して、少し常温に戻してから味わうのが醍醐味。カカオ70％の「濃い味」はとくに辛党の方にもおすすめです。
名酒の蔵を食べ歩き！ 京都を代表する五つの酒造の日本酒ショコラ「瑞穂のしずく」
京都で栽培された酒米“祝”で作られた日本酒ジュレとショコラのマリアージュが楽しめる「瑞穂のしずく」は、京都を代表する五つの酒蔵『北川本家』、『招徳酒造』、『増田徳兵衛商店』、『斎藤酒造』、『山本本家』の日本酒がそれぞれ使用されています。高濃度のカカオやホワイトチョコ、キャラメルとそれぞれの日本酒の味わいや香りをいかした一粒に仕上げています。穏やかな風味なので、日本酒好きならずとも味わい深いチョコレートです。
覚えておきたい特別な一粒！ 高貴な香りと渋みが贅沢すぎる「御抹茶トリュフ」
創業1969年の洋菓子店「帝塚山POIRE」と創業萬延元年の名店『祇園辻利』がタッグを組んだ日本酒ショコラがこちら。京都府南部で栽培された茶葉を精選吟致し、石臼で丹念に挽き上げた抹茶【建都の昔】をふんだんに使用。上品な甘さと絹のようになめらかなクーベルチュールチョコレートと合わせ、隠し味にほんのりと日本酒をきかせ、極上のトリュフとなりました。パッケージも粋でおしゃれ。特別なギフトとして選ばれています。
日本の職人＋日本の素材！ 日本を愛する八芳園プロデュース「和のチョコレート」
東京都港区白金台の結婚式場『八芳園』の「kiki」は、日本の四季を堪能できるチョコレート、八芳園の庭にある踏み石を表わしていて、八芳園の季節感をそのまま持ち帰って楽しんでほしいとチョコレートの表面デザインもこだわっているそう。桜や抹茶、ごま、ゆずといった和素材を使った味わいは全部で８種類。中でも、山口県萩市の酒蔵『澄川酒造』の酒粕を使った一粒は、酒粕の旨味とたっぷりの風味が味わい尽くせます。
番外編：引き算のレシピで完成させた異色の組み合わせ！ ウイスキー「竹鶴」の生チョコ
最後にご紹介したいのは、ウイスキーを使ったチョコレート。神奈川県平塚市にある生チョコ店「SILS MARIA」が選んだのは、日本生まれの名酒であるニッカ「竹鶴」ピュアモルト。チョコレートの風味に負けない甘くて味の濃いお酒をプラスすることが多い生チョコですが、こちらはチョコレートを引き立てるために、真水のようなピュアモルトを引き算のような感覚で合わせたレシピ。食感、風味、香り、後味のすべてが絶妙な傑作です。
※掲載情報は 2017/10/24 時点のものとなります。
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