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情熱の国とも呼ばれるアルゼンチンの人々のソウルフード
先日、テレビを見ていると見るから美味しそうな料理が紹介されていました。その名は「チョリパン」。なんでもアルゼンチンのソウルフードで、自家製の極太チョリソーを焼き上げて、これまたほどよく焼き上げたパンに挟んでいただくというもの。アルゼンチンの人々から熱狂的に愛されている料理だといいます。
なんといいますか、直感的に「これは美味いだろう!」と思った私は、さっそくお店のある代々木上原へ足を運びました。
外観はご覧のようにレトロカラフルな装い。右手前にあるスクーターで、お店の界隈には宅配をしているそうです。
さっそく店内に入ると、チョリソーを美味しそうに焼き上げていました。一般的にチョリソーというと、辛いソーセージを思い浮かべがちですが、こちらのは、牛肉をふんだんに使った極太のメキシコ式粗挽きソーセージ。
オーナーはおよそ1年半にわたる世界放浪の旅の途中で、偶然口にしたチョリパンの魅力にとりつかれ、開業を決意。カタコトのスペイン語で路面店のおっちゃんに弟子入り志願し、3ヶ月間のチョリパン修行で本物の味を研究してきたといいます。
精肉店から届けられる新鮮なひき肉とおよそ10種類のスパイスを店内で混ぜ合わせ、その場で豚の腸に詰めているそうですよ。
今回は野菜などのトッピングを挟むことができる「カスタムチョリパン」(1100円)をオーダー。すべてのトッピングをたっぷり乗せるのがオススメだそう。酢と油にオレガノなどの香辛料を混ぜ合わせた、アルゼンチン発祥の独特なソース「チミチュリ」がほどよいアクセントになっています。
思ったとおり、そのお味は絶品でした。パンをつぶしてひとかじりすると、チョリソーから肉汁がほとばしり、思った以上に旨味の深い味でした。
わざわざ足を運んでみても、損はない体験ができるはずです。
※掲載情報は 2017/10/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーライター
高柳淳
普段はカルチャー誌やWEB媒体などを中心に執筆活動を展開。2015年の夏には福岡市が編集するニュースサイト「#FUKUOKA」の企画で1ヶ月ほど福岡へ滞在し、現地の美味しいグルメをガッツリと満喫してきました。好評につき第二弾も企画された「福岡ガチ検証生活」の初代体験者であることが自慢です!
http://hash.city.fukuoka.lg.jp/ijyu/index
趣味は妻との食べ歩き。美味しいお店があると聞きつければ、各地都内一目散、マジで意気込み部隊が出動します。ジャンルは和食から洋食、エスニックからラーメンと幅広く押さえていますが、最終的には毎日食べても飽きない素朴なものに落ち着いた感があり。
これまで自腹で相当額つぎ込んで得ることのできたグルメ情報から「本物」だけを厳選してお伝えしていきたいと思います!
あ、そういえば、群馬県出身ですが、中学・高校時代には東京まで新幹線通学をするレアな子としてNHKに取材された過去も持っていました!(笑)。