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旅行先や帰省で、楽しくも面倒なのがお土産選び。せっかくならその土地ならではのものを選びたいという気持ちと、限られた時間をうまく使いたいという思いの両方をクリアしてくれるのが“デパ地下”です。今回は、観光にも地元にも便利な京都の中心地にある『大丸京都店』で買える、京都ならではのお土産をお届けします。一箇所でいろいろ買えちゃうので、さくっとまとめ買いして時間を有効活用しちゃいましょう!
1:江戸時代創業の老舗和菓子店『鶴屋吉信』が紡ぎ出す、上品な甘みの「柚餅」
江戸時代の享和三年(1803)、初代鶴屋伊兵衛によって創業された京都を代表する和菓子の老舗『鶴屋吉信』。京都土産を選ぶなら、明治初年(西暦1868年)の発売以来、鶴屋吉信の代表銘菓として、長きに渡り愛され続けている「柚餅」はいかがでしょう。香り高い柚子をやわらかな求肥にこめた風味豊かなつまみ菓子で、柚子がおりなす爽やかな香りが、京の和菓子らしさを醸し出しています。かわいい柚子形パッケージもありますよ。
2:老舗『永楽屋』自慢の逸品! 小粒冬茹(どんこ)椎茸をじっくり煮込んだ「佃煮」
京都の河原町四条に本店のある『永楽屋』は、あまいものの「和菓子」と、からいものの「佃煮」を扱うお店。今回は数ある佃煮から、小粒冬茹(どんこ)椎茸を使った「一と口椎茸」をご紹介します。どんこは肉厚で濃厚な味わいが特徴の寒い時期にゆっくりと育った椎茸のこと。じっくりと時間をかけて醤油で炊き上げ、しばらく寝かせてまろやかな味わいとなっています。おしるこなどの箸休めとしても重宝します。
3:秋まで待たなくても大丈夫! いつでも味わえる『二條若狭屋』の「やき栗」
来たる栗の季節を楽しみにされている方のために、『二條若狭屋』の通年楽しめる「やき栗」をご紹介します。栗餡を使い栗の形に整えられ、中には大粒の栗が入っていて、回りの栗餡のやわらかさと栗のほっくほく感が味わえます。表面に焦げ目を付け、名前の通り“やき栗”に見せているところにも遊び心があり、見て楽しめる和菓子の奥深さを感じます。口に入るといっぱいに広がる栗の甘みにしばし酔いしれたくなる一品です。
4:『足立音衛門』のいつでも栗を存分に楽しめる夢の栗菓子「栗のテリーヌ 天」
続けて、もうひとつ栗のお菓子をお届けします。これでもかというほど栗が入っていて、栗のゴロゴロ食感としっとりとした栗の旨味をどのピースでも楽しめる、栗好きには夢のようなケーキが『足立音衛門』の「栗のテリーヌ 天」です。本店は京都の丹波福知山にあり、その丹波でとれた丹波栗が主役。A級の中でもさらに粒のきれいなものを選別し、ほくほく感とぎゅっと実のつまった栗の風味を余すことなく味わえます。
5:きらびやかで透き通るようにカラフルな『菓匠 清閑院』の「京てまり」
女子が悲鳴をあげて喜びそうなお土産を探しているのなら、和菓子店『菓匠 清閑院』のキュンとさせるカラフルな色合いの干羹菓子「京てまり」はいかがでしょう。コロンと丸い寒天でできた和菓子です。寒天でできた「京てまり」は、レモン、ぶどう、ももなど8種類の展開。それぞれが香りよく、噛んだ瞬間にほろりと崩れる砂糖衣の中から、程よいやわらかさの寒天ゼリーの甘さがやさしく広がります。
6:日本人の五感に響く!『マールブランシュ』の京都らしい抹茶の洋菓子「茶の菓」
京都の定番土産としておなじみな老舗洋菓子店『マールブランシュ』の京都限定菓子「お濃茶ラングドシャ 茶の菓」。日本の繊細な味を表現したお菓子は、サクサクっと軽いラングドシャで薄い板状のホワイトチョコレートを挟んでいます。ラングドシャは、茶葉独自の旨みとコクを内へと熟成させた宇治・白川の厳選茶葉の香りとほろ苦さ、甘みが感じられます。小分けの包装なので、ばらまき用のお菓子としても選ばれています。
7:感動するおいしさ! 贈る世代を選ばない『下鴨茶寮』の王道「昆布ふりかけ」
平安時代から世界文化遺産・下鴨神社の包丁人を務めてきた佐治家が創業した京都の老舗料亭『下鴨茶寮』。料亭でも提供している北海道産がごめ昆布を贅沢に使用した「昆布ふりかけ」は、昆布自体の自然な旨味により、ごはんのおいしさを最大限に引き出す名脇役。料亭ではコースも終盤に差し掛かるところで供されますが、不思議と箸が進んでしまいます。王道ながらも感動するほどのおいしさで、どの世代にも喜ばれるお土産になるはず。
8:長い歴史を感じる京和菓子! 毎月3日間しか買えない『笹屋伊織』の「どら焼」
江戸時代末期に東寺のお坊さんより、副食となる菓子を作って欲しいとの依頼を受けて誕生したのが『笹屋伊織』の「どら焼」です。お寺でも作れるようにと鉄板の変わりに銅鑼を使って焼きあげる「どら焼」は、棒状に伸ばしたこしあんに小麦粉を重ね焼いたもので、モチモチしたクレープを重ねて圧縮したような食感。空海(弘法大師)の月命日とされる21日の前後3日間しか販売されないので、貴重な京都土産として喜ばれるはず。
※掲載情報は 2017/09/07 時点のものとなります。
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