チョコレートは高温に弱いデリケートなお菓子ですが、チョコ好きな人は季節を問わずチョコが好き。むしろ、冷蔵庫で冷やしてから食べる冷やしチョコレートなど、夏には夏のチョコの楽しみ方がありますよね。最近テレビやSNSでも話題になったチョコミントの商品は、まさに夏がピークだったりします。そこで今回は、冷やして食べるタイプ、塩入りタイプ、爽やかなパッケージやフルーツを使ったものなど、夏気分にぴったりなチョコレートを集めてみました。

「ベルアメール」と言えば、さまざまな素材を使ったパレット型のショコラが定番ですが、紀尾井町店は品揃えとにかく豊富。しかも、こちらの店舗限定ショコラ「フィグプラリネ」、「あまおうフレジェ」、「河内暁柑フロマージュ」が3種類もあるんです。シェフ自ら一つ一つを乾燥させているというクランベリー、イチジク、あまおう、河内暁柑は厳選素材で高級感もあり、それぞれに個性が光る味わいです。そして何と言っても、一目見るだけで心奪われる華やかなビジュアル。たっぷり使われたドライフルーツならではの酸味や甘みを楽しみながらいただくフルーティな味わいのショコラです。

クリーム色とスカイブルーのコントラストにキラキラした加工の施されたパッケージ。涼しげな色合いながら高級感のあるデザインのこちら、箱を開けると入っているのは4本のマーブルチョコレートです。フレイバーは苺ラズベリーマーブル、アールグレイマーブル、カフェマーブル、マーブルの４種類。それぞれ1本ずつ味の違いた楽しめるアソートになっています。1本ずつ包装されているので、いつでも気が向いたときに手を汚さずに食べられます。さりげなく渡せる上品なプチギフトにもおすすめです。

「GINZA SIX」のB2Fにある黒酢専門店「発酵酢屋 庄分酢」。さまざまなお酢のボトルが並ぶ中、このGINZA SIX限定販売という商品が「くろ酢の生ショコラ」。モダンな赤のボックスの中には、茶色と白の2色のチョコレートが整然と並んでいます。茶色のチョコレートは黒酢が効いてまったりと濃厚な味わい。一方の白いチョコレートは、ホワイトチョコレートの風味が強くマイルドな味わいに仕上がっています。ヘルシーな黒酢を生チョコとして楽しめる、ほかにない一品。夏のちょっと疲れた体をいたわるスイーツとしてはもちろん、東京土産としても喜ばれそうですね。

白金台にある「ショコラティエ・エリカ」の「ミントチョコ」は、初夏を思わせるさわやかなミントグリーンのチョコと、口どけの良いスイートチョコレートの二層仕立て。ミントの葉の形をしているのも特徴で、ティファニーカラ―を彷彿とさせるパッケージもシンプルながら上品さがあって、こちらの人気商品というのも納得です。ミントの香りにはリラックス効果があることで知られていますが、爽やかな味わいは夏にもぴったり。とっておきのリラックスタイムに、大切な人へのギフトにも、季節を問わず知っていると必ず重宝する一品です。

※8月中はお店がお休みになります。

「マールブランシュ」の京都限定「お濃茶フォンダンショコラ」は、冷やしていただくタイプのフォンダンショコラ。生チョコレートのようななめらかさで、茶づくり名人と茶鑑定士という二人の匠が仕上げたお濃茶を使い、じっくりていねいに焼き上げられています。茶葉は、フォンダンショコラの生地に合う香り豊かなお濃茶へと仕上げるため、石臼で丁寧に挽いたものを使用しています。その味わいはまさに、上質で大人向き。風味も食感もすべてに「生」の味わいを追求しているため、冷やすことで凝縮された味の深みや食感がより一層際立つ仕上がりとなっています。

大阪を代表するショコラティエ・植松秀王氏が手がけるチョコレート店「エクチュア」。意外性のある素材を組み合わせたオリジナルチョコが揃う中、注目すべきは、独自のブレンドによるチョコレートに旨みたっぷりの天然塩が見事なバランスで加えられた「塩チョコ」。ビターチョコとミルクチョコの2種類があり、小さく割って口の中でゆっくり溶かすと、塩とカカオの混ざりあう至福の瞬間が訪れます。甘さとほろ苦さ、そしてしょっぱさが同時に楽しめるのが「塩チョコレート ビター」。甘いものが苦手な人はもちろん、ウィスキーやワインとの相性も抜群なので、洋酒好きな人へのギフトにも喜ばれます。