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いつのまにやら、すっかり市民権を得た「アヒージョ」。スペインの小皿料理のひとつで、“にんにく風味”という意味があり、にんにくを入れたたっぷりのオリーブオイルで具材を煮込んだもの。自宅でも簡単にできるアヒージョですが、さらに手軽で絶対に失敗しない、開けて温めるだけのアヒージョを今回はお届けします。これとバゲットがあれば、自宅がオシャレなバルに様変わりしちゃう便利な一品なので、お好みを見つけてみて。
1:開けた瞬間の香りにノックアウト! 白飯との相性も抜群な「鯖のアヒージョ」
茨城県の『高木商店』が手掛けた「焼き鯖のアヒージョ」。缶詰博士の黒川勇人さん曰く、開けた瞬間に立ち昇る香りがすごいのだそう。最初にじっくり火を通して香ばしくなったにんにくの香り、唐辛子のピリッとした香りが加わり、最後に焼き鯖の得も言われぬ香りが漂います。缶ごと湯煎で温めるだけで抜群においしいですが、マッシュルームやオリーブオイルを加えて、魚焼きグリルで温める一手間でご馳走級の一品に。
2:ハツ・タン・ガツの部位を有効活用! 白ワインに合わせたい「黒豚のアヒージョ」
鹿児島の黒豚生産・販売を手掛ける『鹿児島ミートグループ』が開発した「黒豚のアヒージョ」缶は、パッケージの愛らしさにまず注目。白ワイン片手にゴキゲンな黒豚の絵の通り、白ワインにぴったりな缶詰。使っているのはハツ(心臓)、タン(舌)、ガツ(胃)の3種類で、市場にあまり出回らない部位を有効活用しているとのこと。そのままはもちろん、パッケージに書かれた簡単なアレンジメニューも試してみて。
3:まるで小料理屋の一品! 噛むほどに旨味が溢れ出す「国産鶏の和風アヒージョ」
『明治屋』おいしい缶詰シリーズの「国産鶏のごま油漬(和風アヒージョ)」は、通常のアヒージョはオリーブオイルを使うところ、こちらはごま油を使用。唐辛子やにんにくもちゃんとごま油に混ぜこみ、開けた瞬缶に芳醇なごま油の香りが一気に拡がります。そのスパイシーで香ばしいごま油が、もも肉とむね肉が半分ずつ使われている鶏肉にしっとり染み、噛むほどに溢れ出す旨味はまるで小料理屋さんの一品のような味わいです。
4:独特の甘みとうまみを堪能! やわらかくて弾力のある「タコのアヒージョ」
古くからタコの名産地として“西の明石、東の志津川”と親しまれてきた志津川湾は、東日本大震災で大きな被害を受けた南三陸町にあります。南三陸のタコは、アワビとエビを食べて育っているそうで、独特の甘さとうまみが特徴。そのタコを使って志津川漁協のおかあさん達が、すべて手作りで仕上げているのが「南三陸 タコのアヒージョ」です。柔らかさと、ぷりっとした歯応えの両方を噛み締めて味わいたい一品です。
5:ショウガとカツオの風味を堪能! 高知の旨味が詰まった「ジンジャーアヒージョ」
高知県はその温暖な気候が地中海に似ているといわれ、この「ジンジャーアヒージョ」には高知の特産品であるショウガやカツオのほか、ローズマリー、ローリエ、唐辛子などの香辛料もふんだんに使われています。旨みと風味がたっぷり詰まったソースは、そのままバゲットにたっぷりと染み込ませて楽しむのはもちろん、大きな具材を使っていないのでパスタや炒め料理などのアレンジにもぴったりです。
6:ビールが進む! 魚離れを打破するおいしさの「さんまとトマトのアヒージョ」
気仙沼で水産加工を営む『阿部長商店』が、世間の魚離れを打破すべく手がけたのが、スペイン産のオリーブオイル“ロムロ”のエクストラバージンを使用した三陸魚介のアヒージョシリーズ、「さんまとトマトのアヒージョ」です。三陸沖で水揚げされた旬のさんまを、フレッシュトマトとニンニク風味のオリーブオイルで煮込んだアヒージョは、2015年、宮城県水産加工品品評会で農林水産大臣賞を受賞しました。ワインやビールが進みますよ。
7:ほやに牡蠣にホタテにタコ! 東北人の優しさを感じる「女川アヒージョ」
目を引く斬新なパッケージに包まれた、女川の海産物を使ったおしゃれな瓶詰めが「女川アヒージョ」です。中身はタコ、牡蠣、ホヤ、ホタテの4種類。どれも良質のオイルを使い、丁寧に手作りされています。それぞれ微妙に塩味などのバランスを変えていて、東北人の優しさを感じるアヒージョは、不思議とワインよりも日本酒が合いそうな味わい。水煮のひよこ豆とプチトマトを合わせるとお豆が味を吸ってホクホクとおいしいですよ!
※掲載情報は 2017/07/18 時点のものとなります。
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