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先住民から植物をフェアトレードで購入して作られるジン
カナダの極北に位置する広大なアンガヴァ地方。この土地には想像を絶する手付かずの自然が広がっています。この土地には、何千年も前からイヌイットが暮らしてきました。オーロラの光のショー、透明な無数の湖、深い渓谷やそこに暮らす動物たち。時代が変わってもその風景は昔からそこにあります。イヌイットたちは沿岸部やデルタ地帯に定住しました。短い夏の間は狩りや漁業を行い、厳しい冬の前に貴重な植物を収穫して暮らしていました。
ノルディックジュニパー、ワイルドローズヒップ、クラウドベリーなど、イヌイットにとって厳しい冬を越すために不可欠だった植物を使い作られたのが「アンガヴァ」です。その美しいイエローの色合いが特徴的なこのジンは、北カナダの先住民が手摘みで収穫した希少なツンドラ植物をフェアトレードで購入して作られています。そして手作業で少しづつ醸造、蒸留されフレッシュハーブやオレンジの花やシトラスの華やかなアロマになりました。ロックで飲んでも、炭酸で割ってもその芳醇な香りが口の中でリッチに広がります。
※掲載情報は 2017/07/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
カナダ大使館
世界で2番目に大きな国土のカナダ。カナダは三方を太平洋・大西洋・北極海に囲まれ、きれいな淡水の湖が点在し、広大で変化に富んだ景色が広がります。このカナダの大自然と、彩り豊かな季節の中で、実にいろいろなおいしい農産品・食品が育まれています。
またカナダは移民も多く多民族の国。さまざまな民族のそれぞれの伝統や調理法や味が、カナダの食文化の多様性を生み出しています。「カナダ料理ってどのような料理ですか？」と尋ねられると、私たちは「世界中のおいしいレシピをもとにカナダで育った新鮮、安全で高品質な食材で作った料理です」と答えます。
カナダ産の農産品・食品はたくさん日本に入ってきています。日本は世界で三番目に大きな輸出先です。皆さんが毎日食べているものにもカナダ産食材・食品が多く使われているのです。
カナダの大自然が育むおいしさ、そして多様な食文化についてお届けします。
