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田舎の当たり前の営みを、日本の当たり前の田園風景を、その価値を届けたい
日本の名水100選、西日本最高峰 石鎚山の麓、西条市。石鎚山からのキレイな伏流水に恵まれ、水が旨いから米も当然ウマい。
その西条で、農機具販売を営む家で育った青年が、近所のおじさんから「田んぼを一枚つくってくれんか?」と頼まれたところから、「ひなのや」のパン豆は誕生した。
『田舎の当たり前の営みを、日本の当たり前の田園風景を、その価値を多くの人に届けることが、この風景が後世に受け継がれることにつながる……』 そんな想いで、ひいばあちゃんがかつて住んでいた日本家屋をそのまま製造所として活用し、2010年にオープン。
大きなシンボルツリーがそびえたち、トトロがひょっこり顔を出しそうな場所で、ひなのや「パン豆」が生まれていると思うだけで、なんだか嬉しくなってくる。
そもそも、この地域では、「パン豆(ぽん菓子・ぱんぱん豆・パットライスというところも)」は、結婚式の引き出物の定番として昔から親しまれている米菓子。それを、昔ながらの製法でつくっていく。
私が初めて「ひなのや」パン豆と出会ったのは、実は東京だった。愛媛より先に、都心で火がついていたのだ。昔から普通に食べてきた懐かしいパン豆が、ひなのやの手にかかると、こんなに素敵に素敵に変身することに驚いた。しかも、フレーバーもオシャレ。抹茶と自家製粗挽ききなこ入りの「グリーンティー」、ローストアーモンドスライスと自家製キャラメルをからめた「キャラメルナッツ、厳選された愛媛の伊予柑ピールを使った「伊予柑……。サイズもいろいろあって、重量も軽い。手土産にはもってこいだ。
どれも口に運ぶと、口当たりも軽くて次々と手が伸びるかんじ。
夏限定の「グリーンティー」などは、まずはお米のうま味、次に抹茶の香り、最後に大豆の香ばしさが追いかけてくる。最も米のうま味を楽しみたいなら、塩。醤油も愛媛の旨い醤油を使っていて、これまた捨てがたい。
今年5月には、「カラーミーショップ大賞2017」(地域から全国へ。日本から世界へ。 ネットショップを使い日本文化を発信しているショップを応援する賞)の『にっぽん文化奨励賞』を受賞したばかり。
ふるさとの文化を、ふるさとの風景を、ふるさとの特産を、広く発信することで受け継ぎ守り繋ぎたい。そんな強い想いを胸に、今日も長閑な日本家屋「ひなのや 丹原パン豆製造所」から、パン豆製造機の「パーン!」とはじける大きな音が響いている。
住所:愛媛県西条市丹原町高松925-2
営業時間:10:00〜16:00
※掲載情報は 2017/06/11 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーパーソナリティ/タグプロダクト
やのひろみ
1975年生まれ。松山市出身。
有限会社タグプロダクト取締役。
小中高校と運動部に所属。バレーボール・テニス・ハンドボールと、スポーツ三昧の生活をおくる。
大学在学中は劇団に所属し、イベント音響などの裏方スタッフとして活動するうちにそれが高じてこの世界に足を踏み入れ、ディレクターはもちろん、パーソナリティとしても活動。また、愛媛県内市町主催催事や企業イベントなどの企画運営にも力を入れ、各催事を総合的に盛り上げることにもチャレンジしている。現在、テレビラジオ出演ははもちろん、CM出演や企業イメージキャラクターなども努める。
2007年6月に第一子を出産。
2010年5月に第二子を出産。
2010年 第47回ギャラクシー賞 ラジオ部門 DJパーソナリティ賞受賞(全国で1名)
2009年・2012年・2013年・2014年 民間放送連盟賞ラジオ部門全国優秀賞受賞。
NPO法人 俳句甲子園実行委員会 理事
NPO法人 国際地雷処理・地域復興支援の会 理事
キリンビールを応援する、愛媛の お祭り課長
砥部焼大使第106号
大洲味楽来しいたけ 宣伝大使