記事詳細
太陽が照りつける夏、とくに日本は湿度が高く蒸し暑いのが特徴です。そんな時に食べたくなるのは、ひんやりした清涼感のあるスイーツ。「ゼリー」や「シャーベット」など洋菓子のイメージがありますが、日本にもさまざまな夏にぴったりのスイーツがあります。日本は、四季折々の和菓子があり、夏は透明感のある涼しげな美しい和菓子がたくさん揃っています。そこで今回は、夏季限定の進化した和スイーツをピックアップしました。透明感のある涼しげな見た目は夏にぴったり。洋菓子とコラボレーションしたもの、リキュールのきいた大人な味わいのものなど、今しか出会えない特別な味わいを、お楽しみください。
1:名水によって明治時代の初めに生まれた大垣名物の水まんじゅう
古くから、豊富で良質な地下水に恵まれ、松尾芭蕉が奥の細道の旅を終えたむすびの地としても有名な大垣。そんな大垣の水を生かしたお菓子作りを心掛ける和菓子店が「金蝶園総本家」です。こちらで夏に人気の和菓子「水まんじゅう」は、名水によって明治時代の初めに生まれた大垣名物。葛とわらびの透明な皮にあっさりした口どけの良いこし餡が入っていて、甘くひんやりした舌ざわりが涼味をさそい、いくつも食べられてしまいそうな美味しさです。期間は4月下旬~8月末まで販売されています。
2:ゆらゆら泳ぐ金魚の姿が愛らしい夏限定和風ゼリー
日本だけでなく海外にも和菓子の文化と魅力を発信し続けている和菓子店「宗家 源 吉兆庵」。こちらでおすすめの夏限定スイーツが、ゆらゆら涼しげに泳ぐ金魚の姿が可愛らしいゼリー、その名も「金魚」です。瑞々しいマスカットの味わいが広がる和風ゼリーに愛らしい金魚を浮かべた姿は夏にぴったりのひんやり和菓子スイーツ。プルンとしたゼリーは優しい口当たりで、ふんわりフルーツの香りが漂い、上品な味わいです。冷やしていただくと、さらに口の中に清涼感が広がります。期間は5月中旬~8月中旬まで販売されています。
3:甘夏とゆずの果汁100%で作った爽やかな大人の味
終戦直後、冬はおしるこ 夏はカキ氷の店として誕生した銀座で育った菓子屋「あけぼの」。「あけぼの」という名前には「新しい日本の夜明け」を願う気持ちが込められています。そんな歴史あるこちらのお店からおすすめしたい夏限定スイーツが「夏ゆず」です。甘夏とゆずの100%果汁でつくられたこちらのゼリーはとろけるようにやわらかな食感。甘夏の爽やかな酸味とほろ苦さに、ゆずの豊かな香りがひろがる大人な味わいのスイーツです。期間は6月上旬〜8月中旬まで販売されています。
4:夏の大人心くすぐるリキュールを使ったカラフル涼菓子
「桃花源記」という俗世を離れた理想郷のひとつの物語より名付けられた「桃林堂(とうりんどう)」は、大阪府八尾市に本店を構える、小鯛焼、五智果、生水ようかんが人気の和菓子店です。こちらでおすすめしたいのは、涼やかな見た目の夏限定スイーツが「桃の雫」です。糸寒天と砂糖から出来た琥珀地に洋酒が加えられていて、それぞれ色合いによって違ったフレーバーを楽しめます。冷蔵庫で冷やすとより一層爽やかな香味が際立つ夏にぴったりの大人心をくすぐるスイーツです。期間は4月下旬~8月下旬まで販売されています。
5:彩り豊かな常温保存できるシャーベット「夏季の氷」
「WA・BI・SA」からおすすめしたい夏の限定スイーツが、かき氷に見立てたデザインが可愛らしい「夏季の氷(かきのこおり)」です。「夏季の氷」は常温保存できるシャーベットで、常温の状態で持ち帰った後は、冷凍庫で凍らせていただきます。味はかき氷でなじみの深い苺、レモン、メロンの3種。冷凍庫から出してすぐはシャリッとした食感で、10分後はなめらかで上品な口どけ。お好みの食感を楽しんでください。
※掲載情報は 2017/06/07 時点のものとなります。
- 11
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。