記事詳細
まだ5月、6月だというのに夏日どころか、30度前後の真夏日まで記録しています。衣替えシーズンの6月に入り、もうすっかり夏気分の今日このごろ。いよいよ、夏のスイーツを楽しめる時期ですね。
夏のスイーツといえば、冷たいおやつ。ひんやりと冷えて、ぷるぷる食感で喉越しの良いおやつなら、強い日差しに疲れた体に染み渡ります。今回は、暑い中足を運んでいただいたお客様のおもてなしにもぴったりな「ひんやりぷるぷるスイーツ」をお届けします。
1:上品で美しい佇まい! 寒天のきめ細やかな舌触りとさわやかな酸味の「夏柑糖」
まずは、京菓子の老舗『老松』が手がける季節の香りの夏甘味からご紹介。
毎年4月1日から販売をスタートし、その年の夏みかんの収穫次第で売り切れ必至という「夏柑糖(なつかんとう)」。
夏柑糖の原材料は超シンプルで、夏みかん、寒天、砂糖のみ。だからこそとも言える、きめ細かな舌触りとキリリと引き締まるさわやかな酸味が実現した上質な大人の甘味。ゼリーではないのでカットして出すこともできます。カットした見た目も美しく、来客への最高のおもてなしとなる初夏のおやつです。
2:赤ちゃんの肌のようなもちもち感! 旬の果汁を閉じ込めた「フルーツゼリー」
京の町で愛され続けているフルーツパーラー『クリケット』。ショーケースには、旬を迎えた果物がずらりと並びます。なかでも一番人気なのが、「フルーツゼリー」です。つややかなゼリーの表面は、まるで赤ちゃんの肌のよう。どこまでもプルプルもちもち、爽やかな酸味と甘みが口の中に広がり果汁100%の自然のおいしさを楽しむことができます。付属の生クリームとの相性も絶妙なので、お好みでどうぞ。
3:冷やしても温めても! 老舗中の老舗が手がけるはんなりスイーツ「京わらびもち」
享保元年創業で約300年の歴史を誇る、老舗料亭『京懐石美濃吉本店 竹茂楼』。そんな老舗中の老舗が手がける「京わらびもち」。本わらびと黒砂糖で作る“わらびもち”に、小豆を砂糖と塩水で仕立てた“ぜんざい”をのせ、仕上げに大麦を炒って挽いた“はったい粉”をかけていただきます。冷やしてキリッとした弾力を楽しむのがこの時期にぴったりですが、温めてももっちりとした食感が味わえます。
4:つるもちとろぷる! 言葉で言い表せない究極の食感に出会える限定「黄金わらび」
岐阜・柳ヶ瀬商店街にある知る人ぞ知る和菓子屋『ツバメヤ』が大名古屋ビルヂング店限定で販売している「黄金わらび」。ずっしりと重みのある商品の包装紙を開けると、ふんわりと漂うきな粉の香り。大豆本来の甘みを極限まで生かした特別焙煎きな粉の下に埋もれているのが、主役の純黒糖入りわらび餅です。つるつる、もちもち、とろとろ、ぷるぷるとあらゆる表現も追いつかない究極ともいえる食感が待ち受けています。
5:名古屋を代表する口福のスイーツ! プルプルなのにスーッととろける「ババロア」
フランス生まれのババロアは生クリームを泡立てて、ゼラチンで固めたスイーツ。最近ではレトロな響きにも聞こえるスイーツですが、32年前から販売され今でも人気を博しているババロアがあります。それが名古屋『ミセスハート』の「ババロア」。 “口福のスイーツ”と呼ばれ、名古屋ご当地スイーツとして愛されている逸品です。スプーンですくうとプルプルなのに、口の中に入れた途端にス~っと溶けていってしまう、ほかでは味わえないなめらかさに出会えます。
6:一度食べたら夢中に! 味のバランスがパーフェクトな『紀の善』の「抹茶ババロア」
続いては東京・神楽坂名物として親しまれるババロアをご紹介します。神楽坂下にある甘味処『紀の善』の看板商品が、深緑が美しい「抹茶ババロア」です。濃厚な抹茶が味わい深く、上のった生クリームと合わせれば、抹茶の味わいをまろやかにしてくれます。そこに大納言小豆を使用した極めて上品な甘さのつぶあんが加わり、全体の味のバランスを完璧なものにしています。幅広い世代に愛されるババロアは、手土産としても珍重されています。
7:もっちり弾力にうっとり! 抹茶の葛羹とクリームチーズがベストマッチな「白練」
今年4月にオープンしたばかりのGINZA SIXで行列を作るお店として話題の『くろぎ茶々』。「日本人の文化であるお茶に重きをおき、京都が受け継ぐ宇治茶を輪の中心に職人の手仕事が加わったお料理やお菓子と人をつなぎ、改めてお茶のおいしさを感じて頂きたい」というお店のコンセプトを体現したような逸品がこちらの「常葉(ときば)・白練」です。風味豊かな抹茶をふんだんに使用し充分に練り上げられた葛羹と、国産クリームチーズの酸味とコクがベストマッチのスイーツ。モッチリした感触と後味の良い甘みから素材の良さを感じます。
8:古き良き日本らしさと未来型要素が共存! 葛餅みたいなプルプル食感のアイス
奈良で400年の伝統がある『吉野葛本舗 黒川本家』の吉野本葛が使用された新食感アイスが、『京都 本くず氷』の「本葛入りアイス」です。水分量がかなり少ないため溶けにくく、やや柔らかくなると、葛の特性でもあるぷるんとした食感に変身する摩訶不思議な食感が楽しめます。フォトジェニックなビビットなカラーをはじめ、生八ツ橋味や梅芋焼酎味など味のバラエティも豊かなので、お気に入りを探してみては?
※掲載情報は 2017/06/02 時点のものとなります。
- 11
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。