“タイフェス”楽しい!ロンガン、ライチ香るはちみつにハマる!

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三大食フェスといわれる“タイフェス”で発見!

夏といえば野外フェスティバルのシーズン到来ですよね。一般的に“野外フェス”っていうと、音楽の祭典を思い浮かべる人が多いと思いますが、私の場合は断然、おいしい食べ物満載の“食フェス”!

 

北は北海道から南は沖縄。さらに南下して、台湾、タイ、ベトナム、スリランカ……アジア各国が主催する食フェスが毎週末あるので、スケジュールチェックが大変なのです。各国の人気レストランが大集結するので、一度にたくさんの料理が食べられるのが嬉しい。もちろん、私の目的は食品や食べ物のブースですが、衣料品や観光ブースもあって、一日いても飽きないくらいです。

“タイフェス”楽しい!ロンガン、ライチ香るはちみつにハマる!

毎年、2日間で約30万人もの来場客があるというタイ王国の魅力満載の「タイフェスティバル」。食フェスの聖地といえる東京・代々木公園の野外ステージ周辺は、人の波にのまれそうなほどの大盛況。今年も飲食ブースをはじめ、会場内を思いっきり楽しみました。

“タイフェス”楽しい!ロンガン、ライチ香るはちみつにハマる!

いろいろと回る中で見つけたのが、タイ産のはちみつ。北部チャンマイを中心に養蜂している「SUPHA BEE FARM」から輸入されたものです。私が魅力を感じたのが、南国ならではの果物の花から採取したはちみつだということ。4種類ある中の特に「ロンガンハニー」、「ライチハニー」が気に入り購入しました。

ライチとロンガン 南国の花の香りを楽しもう

“タイフェス”楽しい!ロンガン、ライチ香るはちみつにハマる!

ライチもロンガンもフレッシュな状態では、日本の九州以南のごく一部で栽培している程度の珍しい果物です。中国南部、東南アジア、南アジアなど、暖かい地域で生育するので、日本には冷凍で輸入されています。ロンガンハニーは、甘さの後から深みのある後味。ライチはすっきりした甘さがあり、フローラルな香りの余韻を長く楽しめます。果肉自体は、ロンガンもライチも似たような薄透明のプルンとした食感なのですが、はちみつになると、とっても対照的でした。これは、パンケーキにかけたり、牛乳に溶かしたり、加熱せずに使いたいな。

“タイフェス”楽しい!ロンガン、ライチ香るはちみつにハマる!

果物で食べる印象とはちみつとして食べる印象では、全然違うことにびっくりです。このはちみつは、日本でも代理店が販売をしています。見かけたら是非試してみてくださいね。

※掲載情報は 2017/05/29 時点のものとなります。

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キュレーター情報

伊能すみ子

アジアンフードディレクター

伊能すみ子

アジアンフードディレクター/1級フードアナリスト 舞台制作や民放気象番組ディレクターを経て、食の世界へ。調理師専門学校で調理、食文化を学びながら、食の専門家であるフードアナリストとして活動を開始。メディアを中心に飲食情報の提案やアジア各国料理の執筆、講演、講師、レシピ制作などを行う。     
「ASEAN食のコンシェルジュ」、「タイフードコンシェルジュ」、「カンボジア旅のリポーター」などの肩書を持ち、食と旅の提案も手がける。年に数回、アジア諸国を巡り、屋台料理から最新トレンドまで、現地体験を専門webサイトにて多数掲載。書籍『専門店が教える スパイスの基本』(PHP研究所)では、レシピを担当。日本にいながらも他のアジア諸国のおいしい料理を楽しめるような、環境作りを目指す。

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