季節限定を飲み比べしたくなる「無濾過御幣 紫空」

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綾紫芋のガツンとした味わいが特徴

季節限定を飲み比べしたくなる「無濾過御幣 紫空」

今回紹介するのは、大分県との県境に近い宮崎県の日之影町にある、宮崎県で最古の蔵元と言われている1831(天保2)年創業の姫泉酒造で造られている「無濾過御幣 紫空(しくう)」です。

 

宮崎県と言えば芋焼酎の「霧島」が有名ですが、「無濾過御幣 紫空」も芋焼酎です。年に1度、秋にしか販売されておらず、原料の芋は南九州産の綾紫芋、仕込み水は蔵の対岸からこんこんと湧き出る湧水を仕込み水として使用しているそう。

 

ロックで頂いたのですが、香りから楽しめ、芋焼酎独特のフルーティーな香りの奥に、芋の甘さを感じることができました。度数は25度、まろやかな喉越しではありますが、重厚で深い味わく、綾紫芋のガツンとした味わいが特徴。ストレートやお湯割りにするとさらに違った味わいになると思うので、好みの飲み方で味わうことをオススメします。

 

今回紹介した秋限定の「無濾過御幣 紫空(しくう)」のほかにも、春限定の「無濾過御幣 紅雲(こううん)」、夏限定の「無濾過御幣 夏茜(なつあかね)」、冬限定の「無濾過御幣」、1年中販売されている「無濾過御幣」など様々な種類が販売されています。

 

ちなみに、「無濾過御幣」は、原料にコガネセンガンというサツマイモを使い、一口味わえば芋の甘味と旨味のバランスの良さを感じます。芋焼酎本来の旨味と香りを残すために「無濾過」という昔ながらの手作業中心の製法で作られているそう。機械で一切濾過することなく、余分なフーゼル油だけを手作業で掬い取るという手間のかかる手法のため、微量に残った香味成分によって、普通の芋焼酎よりも濃い香りと深い風味が感じることができるのだそうです。

 

チキン南蛮や地鶏をお酒のお供に、飲み比べしてみてはいかがでしょうか?

※掲載情報は 2017/05/14 時点のものとなります。

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キュレーター情報

辻萌乃

WEBライター

辻萌乃

大学卒業後、高級旅館のフロントとして就職。旅館でコミュニケーション能力やサービス精神を培い、転職。その後は普通の企業にOLとして勤務していましたが、九州の実家に戻る際に脱OL。現在は、田舎でスローライフを楽しみながら、九州の温泉を巡りつつ、元フロント時の経験などを活かしてWEBライターとして記事を執筆しております。九州在住の強みを生かして、福岡をはじめとする各県の色々なおいしい情報を皆さまに発信していきたいと思います。

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