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クッキー、おはぎ、きなこミルク、色々試したくなります!
当たり前ですが、きな粉は大豆を炒って皮をむき挽いた粉ですよね。では、大豆がそのまま、きな粉の香りがするかと言ったらそうではありません。大豆特有の臭みというものがありますから。また炒っただけではきな粉の甘い香りが感じられることは、なかなかありません。
でも時々、封を開けた瞬間に
「きなこをまぶしてあるのかな?」
なんて思わせるくらい、きな粉きな粉した煎り大豆があるんです!
それが、この「焙煎黒豆」。
奈良県の宇陀(うだ)は非常に土が肥えていて気温の寒暖差が激しいところのようです。その条件が大豆づくりに適していて昔から栽培されていたようです。
写真では伝わりづらいかもしれませんが、非常にふっくらとしていて皮も破れにくく、噛みごたえもあります。
商品パッケージの裏にこのように書いてあります。「伝統の技術で丹精込めて栽培された宇陀産の黒大豆は~」と。
使い古された言葉で、もうこの売り文句にピンときて買ってみようと思う人は多くはないでしょうが、「伝統の技術」「丹精込めて」というワードに思わず納得させられた一品でした。
この大豆できなこのお菓子作りをしてみたらきっといいものができるんだろうな!と思わず考えてしまいます。
会社名:株式会社テラス
住所:奈良県宇陀市榛原大貝332
奈良県宇陀市大宇陀中庄129(カフェ)
※掲載情報は 2017/05/14 時点のものとなります。
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キュレーター情報
二木の菓子 専務取締役 商品開発部長
二木英一
「二木の菓子」ではお菓子の専門店として常時約10,000種類のお菓子を取り揃えて日本中、世界中からお客様をお迎えしています。(規模によりますが一般的な小売店で約500~1000種類位と言われています)文化も、環境も違う地域から見つけてくるお菓子は驚きと、感動がいっぱいです!中には決して大型店舗では、売られる事のない名品も沢山あります!私は、食べる時に思わず感情移入してしまう名品を探すべく日々情報収集と自分の足で確認する事を仕事としています。また最近は独自の視点から商品開発も手がけております。それは、私がお菓子のプロとしてお客様から求められる提案に、手土産があるからです。昨今、お菓子ブームから、ただ売れている商品に似せて作った物が多くあります。そこで、決して流行や売れている物の真似ではなく、お菓子が本来持っている手渡しする意味や本物を形にする為、企画からお菓子が出来るまでを「ふたつ木」という自社ブランドでご提案しています。2015年5月テレビ東京「ガイアの夜明け」~進化するお菓子驚きの販売手法~出演 著書「なぜ20円のチョコでビルが建つのか?」Amazonマーケティングカテゴリー1位獲得