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今では手軽に手に入るヨーグルトですが、1900年代初めにはその存在自体がまだあまり知られていませんでした。そんなヨーグルトを世界中の人々に紹介したのが、ノーベル生理学・医学賞を受賞したロシア生まれの学者イリア・イリノイッチ・メチニコフ氏です。彼の誕生日5月15日を記念して、明治乳業が「ヨーグルトの日」と制定しました。今回は世界各地で親しまれている話題のヨーグルトについてお届けします!
1:塩辛くさっぱり! 本場“ブルガリア”で夏の間欠かせないヨーグルトドリンク
ヨーグルトといえば、ブルガリアを連想する人も多いでしょう。日本では夏に冷えた麦茶を飲むように、ブルガリアでは暑い夏には「アイリャン」を飲むそうです。作り方はとても簡単。ヨーグルトを水で薄めて、塩を入れて冷蔵庫で冷やすだけ。日本ではヨーグルトドリンクは甘いものが多いですが、「アイリャン」は塩辛くさっぱりとした味わいで、夏の間は熱中症予防にも最適とのこと。今年の夏は試してみては、いかがでしょうか。
2:NYで人気上昇中! カシューナッツから作られる「ノン・デイリーヨーグルト」
アメリカで近年、増えているのが“ノン・デイリー”の製品。動物性の乳製品をカットし、植物性の食材で代用して作られた牛乳やヨーグルトのことで、その流れを受けて人気が高まっているのが「ノン・デイリーヨーグルト」です。ニューヨーク在住の白石さんのお気に入りは、カシューナッツから作られた「Forager Project」。クセのない味とクリーミーな食感で、蜂蜜をかけると上質なデザートのような味わいなのだとか。
3:ビバリーヒルズ発! LAセレブ御用達のオーガニックヨーグルト「スノーラ」
続いてはアメリカ西海岸で生まれた『スノーラ』をご紹介します。ビバリーヒルズに本店があり、セレブにも人気のオーガニックヨーグルトブランド。フランスの2つの乳酸菌を高濃度で使用したなめらかでさらっとした舌触りの「フローズンヨーグルト」が大人気のお店です。日本にも2008年に上陸し、群馬県嬬恋村の無農薬牧草で育った牛のミルクや、京都伏見の名水を使用するなど、現地さながらの原料へのこだわりをみせています。
4:ニュージーランドのスーパーでは手軽に手に入る美容食「ココナッツヨーグルト」
料理研究家の鈴木さんがニュージーランドで出会ったのが、『The coconats』の「ココナッツヨーグルト」。乳製品が含まれていないのでアレルギーの方でも安心なヨーグルトは、ニュージーランドでは一般的なスーパーにも並ぶ定番の味。シュガーフリーのプレーンタイプだけでなく、マンゴーやストロベリー入りなども揃います。カフェではナッツやフルーツがトッピングされて提供されています。
5:オーストラリアやロンドンで席巻! 女子に絶対喜ばれる100%植物性ヨーグルト
ニュージーランドのお隣、オーストラリアやロンドンで席巻するのもまた、ココナッツを主原料に作るグルテン&ラクトースフリーの100%植物性ヨーグルト「COYO(コヨ)」。くせのない甘みが口の中にふんわりと広がります。日本では『ELLE cafe』で販売され、なめらかな舌触りや上質なクリームチーズのようなこっくりとした風味に、フォトジェニックな見た目も手伝い、たちまち評判に。女子に喜ばれる手土産として選ばれています。
6:フィンランド発の腸を美しくする乳酸菌使用! 甘すぎないヨーグルトリキュール
ヨーグルトを愛食し、料理にも多用するフィンランド。そこで発見されたのが生きたまま腸に届いてお腹の調子を整えてくれるという乳酸菌“ラクトバチルスGG菌”です。日本で唯一その乳酸菌の製造を許された『タカナシ乳業』が、宮崎県の『櫻の郷酒造』と共同で開発したヨーグルトリキュール「lahtea(ラハテア)」は、ヨーグルトの風味を十分に楽しみながら、ほんのり酔えて腸まで美しくなっちゃうというちょっとお得感のあるお酒です。
※掲載情報は 2017/05/14 時点のものとなります。
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