黄身なのに白い!?お米を食べさせて育てた北海道十勝の鶏卵「米艶」

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北海道産飼料99.8%、お米を食べさせて育てた驚愕の卵

十勝のイベントで知り合った方に「堀川さんに紹介したい物がある。」と言って食べさせて頂いた卵を見て、まずびっくりした。黄身が白いのです。艶やかな白身から中心にぽってりとした、真っ白まではいかないがうっすらとした黄色の黄身を抱えています。

 

そして、味わってまたびっくり、しっかりとした旨味と粘性、綺麗な味わいがとても印象に残りました。早速、養鶏場の方に話を伺うと熱く語り始めました。この卵は北海道の十勝地方、音更町にある養鶏場の「米艶」という卵で、北海道産飼料99.8%で育てた鶏卵です。飼料の68%は北海道米でその他にも生米糠や貝殻、魚粉などを自家配合。季節や鶏の体調にあわせて調整をしているそうだ。黄身の色は鶏の食べる飼料に由来するので、トウモロコシなどの黄色い飼料で濃い色合いが出る。お米を食べさせていれば白くなる訳だった。

 

後日、訪問し実際に目にした鶏舎は整然として清潔である。生産現場の独特な匂いもなく、鶏達が元気に餌を啄ばんでいる。この養鶏場は親子でやられている。親父さんの熱い思いでやってきた年月と息子さんのこれからへの挑戦でお互いを高め合う姿が頼もしい。

 

私のレストランでも色々と使わせて頂いているが、火を通すとさらに白色がかる。味わいも非常に深くなるのですが、まずは卵かけごはんをお試し下さい。

 

その際には醤油ではなく塩で召し上がる事をおすすめします。

黄身なのに白い!?お米を食べさせて育てた北海道十勝の鶏卵「米艶」

※掲載情報は 2015/10/29 時点のものとなります。

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キュレーター情報

堀川秀樹

イタリア料理店 オーナーシェフ

堀川秀樹

横浜市出身。「ロンディーノ」(鎌倉)でイタリア料理を学び、1991年渡伊。帰国後、札幌のレストランで料理長になり北海道の魅力を知る。’98年に「トラットリア・テルツィーナ」をオープン

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