外国産にも負けない注目したい国産のチーズ!食べておきたい話題のチーズ

外国産にも負けない注目したい国産のチーズ!食べておきたい話題のチーズ

記事詳細


チーズの誕生には多くの説がありますが、アラビアの商人が羊の胃袋で作った水筒にヤギの乳を入れ、それをラクダの背にのせて砂漠を歩いている途中に、偶然水筒の中でチーズができたという話が残されています。日本でのチーズの歴史は、飛鳥時代に仏教が日本に伝わった頃、一緒に蘇(そ)というチーズによく似た乳製品が伝わったといわれています。しかし、この乳製品は貴族階級しか食べることができず、時代が武家社会に変わっていくことで作られなくなりました。日本で本格的にチーズが作られたのは、明治時代に入ってから。北海道開拓庁と七重勧業試験場が共同で作ったチーズが、日本における本格的なチーズ作りの始まりといわれています。日本でも古くから親しまれていたチーズ。おいしいチーズは、質の良いおいしい生乳から作られます。おいしい生乳といえば牧場の牛を思い浮かべませんか?今回は、国産の美味しいチーズをご紹介いたします。

千葉県:高秀牧場のブルーチーズ「草原の青空」

外国産にも負けない注目したい国産のチーズ!食べておきたい話題のチーズ
外国産にも負けない注目したい国産のチーズ!食べておきたい話題のチーズ

千葉県いすみ市の豊かな自然の中で、150頭の乳牛を飼育している高秀牧場。2011年よりチーズ職人を呼びチーズ工房がスタートしました。高秀牧場では搾りたての新鮮なミルクから、フレッシュチーズ、ソフトチーズ、青カビ、セミハードチーズと様々な種類のチーズを作っています。その中でも、このブルーチーズ「草原の青空」は、2014年Japan Cheese Awardで金賞を受賞。翌年にフランスTours市で開催されたチーズコンテストでは、見事、最高賞であるSuper Goldを受賞という快挙を果たし、世界も認めた青カビチーズです。

北海道:新田牧場のカマンベールチーズ「大地のほっぺ」

外国産にも負けない注目したい国産のチーズ!食べておきたい話題のチーズ
外国産にも負けない注目したい国産のチーズ!食べておきたい話題のチーズ

ソフトタイプのカマンベールチーズ「大地のほっぺ」は、新田牧場のチーズ工房NEEDSで作られています。新田牧場の牛は、緑に囲まれた広い牧場で悠々と自然放牧されているのが特徴で、飼料および水にもこだわり良質なミルクを生産しています。また、その良質なミルクは、「プレミアム牛乳」に認証されていて、そのミルクの風味をふんだんに生かしたナチュラルチーズがチーズ工房NEEDSオリジナルの美味しさにつながっています。「大地のほっぺ」は、ほっぺのように柔らかで、ミルクのお餅をイメージして作られたカマンベールチーズです。そのまま食べても美味しく、また火を通しても伸びが良く、食材とよくからみ使いやすいチーズです。

奈良県:西井牧場の古代チーズ「飛鳥の蘇」

外国産にも負けない注目したい国産のチーズ!食べておきたい話題のチーズ
外国産にも負けない注目したい国産のチーズ!食べておきたい話題のチーズ

日本最古のチーズにご興味はありませんか?「蘇(そ)」が初めて造られたのは飛鳥時代といわれています。その古代のチーズ「蘇」を再現したのが、奈良県にある明日香村の西井牧場。1987年から考古学者猪熊兼勝氏の監修のもと、作り方を再現して製造販売しています。西井牧場の牛乳は、大自然の飛鳥に育む乳牛から搾る牛乳で、干し草から飼料まで100%こだわった自家製法なので、コクがありのど越しはジューシー、ビタミン、ミネラル、カルシウムは特に豊富で、低温殺菌だから相乗栄養価も抜群です。その牛乳を元に造られた「飛鳥の蘇」はほのかな甘さにミルク味を感じ、また香ばしさも口に広がり、独特の食感を楽しめる塩ミルクキャンディーのようなチーズです。

北海道:Fattoria Bio Hokkaidoの本格派「リコッタチーズ」

外国産にも負けない注目したい国産のチーズ!食べておきたい話題のチーズ
外国産にも負けない注目したい国産のチーズ!食べておきたい話題のチーズ

こちらは、北海道にあるFattoria Bio Hokkaido(ファットリアビオ北海道)のリコッタチーズです。Fattoria Bio Hokkaidoでは、チーズ製法における歴史と技術を持つ南イタリアの農場Fattoria Bioのチーズマスターたちが、高品質の北海道のミルクに出会い、北海道に移住して、イタリアのチーズ製造機械とイタリアの製法をそのままでフレッシュチーズを作っています。調理をせずそのまま食べると新鮮なチーズの特徴を感じることができます。本場のイタリアに行かずに、日本で本格的で美味しいチーズが食べられるなんて嬉しいですね。

長野県:北白樺高原にある長門牧場の「味噌チーズ」

外国産にも負けない注目したい国産のチーズ!食べておきたい話題のチーズ
外国産にも負けない注目したい国産のチーズ!食べておきたい話題のチーズ

こちらは、長野県北白樺高原に広大な牧草地をもつ長門牧場の「味噌チーズ」です。長門牧場は標高1400mの信州白樺高原に211ha(東京ドーム45個分)の牧草地を有し、乳牛200頭を飼育しています。そこから搾られる良質で新鮮な生乳を使用して、牧場内で加工を行い丁寧に作られるチーズはなめらかでマイルド。「味噌チーズ」は、ゴーダチーズと地元の信州みそを合わせた和風仕立ての商品です。新しいですが絶妙の組み合わせは、パンにのせて軽くトーストしたり、サラダのトッピングやお酒の肴にしたりなど様々な食べ方があります。牧場での直接販売やインターネットで購入できますので、日本の誇る発酵食品の至福のマリア―ジュ「味噌チーズ」を是非お楽しみください。

※掲載情報は 2017/03/14 時点のものとなります。

  • 8
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
外国産にも負けない注目したい国産のチーズ!食べておきたい話題のチーズ
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

ippin編集部のお取り寄せ

ippin編集部のお取り寄せ

"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。

次へ

前へ