これからのシーズン、仕事でもプライベートでもご挨拶にお伺いするシーンも多いのではないでしょうか。話の切り出し方が苦手な方や話しなれている人でも先方が初対面に近いお相手では、会話のきっかけが欲しくなりますよね。そんな時に役に立つのが、見た目にインパクトがあるお菓子。

まさにお菓子作りの職人の努力が感じられる、そのインパクトは、クッキーなどのスイーツや和菓子でも見た目だけではなく、味や食感のクオリティーが高いからこそ、会話のきっかけになると言えます。

今回は、そんな見た目にインパクトのあるお菓子をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。

この“くのいち”の形をした最中は、御菓子司おおにしの「忍者最中」。三重県北西部に位置する伊賀市は、まさに「伊賀流忍者」として名高い地域。その伊賀銘菓選である「忍者最中」。男女それぞれ異なるデザインの最中種（最中の皮）で楽しませてくれます。外国人へのお土産にも喜ばれると思いますよ。

2007年に創業し、東麻布と浅草に店舗を構える、ちいさな洋菓子店「菓子工房ルスルス」。こちらで、シンプルな材料（バター、卵、小麦粉、砂糖）で作られた混じりけのない味わいを楽しめるのが、「焼き菓子セット」です。いろいろな焼き菓子がありますが、ジンジャー味を加えたスペキュロス風味の猫の形をしたクッキーは、可愛らしさと凛々しさもあり、愛猫家には見逃せない品ですよね。

「Bean’s Cookie Labo」のアイシングクッキーは、袋を開けた途端、喜びの絶叫が上がる事間違いなしのクッキーです。アイシングクッキーにありがちな、ファンシーでガーリーなデザインではなく、あくまでもおしゃれで個性的です。アイシングの材料にもこだわっており、植物由来の天然色素を使用しているので、子どもでも安心して食べられます。

福岡市の唐人町商店街にある「加美家製菓」は地元の人に昔から愛されているお菓子屋さんです。ここで1日と15日の月に2回しか販売されないのが、鳩のかわいらしい姿が特徴の「はとポッポ」。販売日には、すごい勢いで「はとポッポ」が売れていく光景も見られる人気のお菓子だそうです。やさしい味わいの手焼きのカステラ菓子で、かわいい見た目と一口サイズで口にポンポン入れてしまう食べやすさは、子供からお年寄りまで誰にも好まれるお菓子ですね。

湘南にある人気の洋菓子屋のイル・ド・ショコラは、チョコレートや焼き菓子が人気のお洒落なお店。本場フランス仕込みで、徹底して最高素材にこだわるポリシーは、お菓子作りでも合成添加物を一切使わないこだわりようだそうです。可愛いおさかなや貝のかたちの焼き菓子たちは、詰め合わせも自由。海がモチーフの創作焼き菓子たちを自分用には単品買い、ギフトにはいろいろと自由に詰め合せにて手土産にしてみませんか。

見た目はマツタケかタケノコかに見えますが、実は「京華堂利保」のお汁粉なんです。食べ方はとっても簡単で、お椀に入れてお湯を注ぐだけ。甘さを控えた上品な味わいの餡に餅子の皮が溶けて、お汁粉が出来上がります。レトルト食品のようですが、そこは京都で100年以上の歴史を持つ老舗和菓子屋の「京華堂利保」。甘さを控えて上品に仕上げた餡に餅子の皮が溶けて、よい食感のアクセントになるそうです。

パッケージも含めてどう見てもゴルフボールに見えるこちらの最中は、とらやで1926年（大正時代）から存在するロングヒット商品、その名も「ホールインワン」。発売当時GOLFが一部の階級にしか広まっていなかった頃に生み出され、現在まで続いているというゴルフボール型の最中。球体には「虎」のロゴが刻印されています。ゴルフ好きな方への手土産に持っていけば喜ばれるのでは。

静岡市清水区三保にある世界文化遺産『三保松原』の近くに店舗を構える焼き菓子とアイシングクッキーの専門店「bougiee (ブジー)」。こちらで注目したいのが、世界文化遺産『三保松原』の富士山と松原をモチーフにしたアイシングクッキーの「MIHO MATSUBARA COOKIES」。見た目が可愛いだけでなく、味もとっても美味しいのだそうです。おしゃれなパッケージで静岡らしい手土産として活用してみませんか。

こちらは、帝国ホテル ガルガンチュアのランドセル型ケーキ。ピンクと黒の2種類ありますが、ピンクは甘酸っぱいいちごゼリーをいちごのムースで包んだもの。しっかりといちごの美味しさを堪能できる爽やかなケーキだそうです。黒は濃厚なキャラメルムースをバナナムースで包み、チョコレートでコーティングしたもの。特定の時期にしか楽しめないスイーツ、ぜひお祝いに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

2017年の販売は、2017年3月18日（土）～2017年4月9日（日）までの期間限定です。毎年人気が有るので、事前に予約しておかないと売り切れてしまうそうです。

こちらは、長野県長野市にある善光寺の傍にある「藤田九衛門商店」のにあるのが、垂水（たるみ）の鯉焼き。岩魚、山女や鯉の川魚の郷土料理が多くある長野県だけあって、たい焼きではなく鯉焼き。

山々に囲まれた信州では川魚の代表である鯉は、一昔前までは貴重なハレの日の食材だったのそうです。そんなことからハレの日を祝うつもりでつくられたのが、こちらの鯉焼きなのです。見た目の可愛さももちろんですが、味もおいしい鯉焼き。特に、白地と赤地を生地にまぜこんだ錦鯉は必見です。紅白の鮮やかな「錦鯉」は、前日までに予約をしていないと食べられないそうです。