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2005年に周辺の町村との合併により、全国の都道府県庁所在地の中で2番目に広い総面積を持つようになった富山市。かつて「越中富山の薬売り」で知られる富山藩の城下町として栄えた街は、天然のいけすと言われる富山湾があり、「ホタルイカ」や「白エビ」「寒ブリ」が水揚げされます。これらを食材にした郷土料理も大変人気で、昨年3月に開業した「北陸新幹線」の効果もあり、多くの観光客が訪れています。今回は、そんな海産物がとても美味しい富山市ですが、「お菓子も侮る事なかれ」と自慢できる、人気のお菓子3商品をご紹介します。
1：【フランス菓子CHARLOTTE・檎黄丸】林檎と生姜を使ったフランス風焼菓子
「フランス菓子CHARLOTTE」の「檎黄丸（ゴオウガン）は、名前だけ聞くと、「お菓子？」と思ってしまう珍しいスイーツ。北陸新幹線開業に合わせて作られ、薬で有名な富山らしく、薬を連想させるパッケージは、今風のアイデア商品のようなデザインで人気。富山の山田村で採れた林檎と生姜を使って作られていて、パウンドバターケーキみたいな「糖分を抑え、カロリーを控えたフランス風焼菓子」といったイメージです。
2：【ムッシュー・ジー・マカロン】行列が出来ていることも多いフランス人シェフの味
富山で人気の新星パティスリーで、特にマカロンを専門としたお店「ムッシュー・ジー （Monsieur J）」の「マカロン」。フランスを始めイタリアやデンマーク、カナダの一流レストランで修行をされ、タヒチのボラボラ島メリディアンホテルのスーシェフ、さらにはフォーシーズンズリゾートホテルで腕を振るわれた実績もある実力者が作るマカロンは、都圏や他県からもここを目指してくる方が多く、行列が出来ていることもしばしばで富山の新名物となっています。
3：【薄氷本舗五郎丸屋：T五】老舗の技が生き世界にも通用する伝統の干菓子
創業は江戸中期の1752年という由緒ある老舗和菓子店「五郎丸屋」の代表銘菓「薄氷（うすごおり）」は、富山特産の新大正米を使用した薄い煎餅に、阿波特産の高級和三盆糖を独特の製法で刷毛塗りして作られたお菓子。現在のご店主さんで16代目という歴史があります。
国産の桜や京都宇治の石臼挽きの抹茶、富山県庄川産の柚子果汁、阿波の和三盆、無農薬栽培による国産の胡麻を用いて、それぞれの味わいが素晴らしい五味五色を表現しています。
ちなみに、こちらの「T五」は観光庁が2013年に選んだ「世界にも通用する究極のお土産」にも選ばれています。富山駅でも買えますので、お土産に迷ったときにはおすすめですよ。
※掲載情報は 2016/08/29 時点のものとなります。
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