柿の中に栗きんとん!?岐阜の名物を二つ同時に味わえる和菓子「長寿柿」

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岐阜の名物二つが一緒になっている「長寿柿」

柿の中に栗きんとん!?岐阜の名物を二つ同時に味わえる和菓子「長寿柿」

昔は出身地を岐阜と答えると、「あぁ、高山があるところね」と言われることがほとんどでした。他の地域だと旬の魚や果物、有名な菓子などが出てくるのですが、岐阜は、そこが弱かったのです。しかし、最近では「あぁ、柿が有名なところだ」「栗きんとん美味しいですよね」と言われることが多くなりました。インターネットでのお取り寄せが生活に入り込み、日本のどこにいても地方の食に対する意識が高くなったんでしょうね。おかげで岐阜の富有柿や、東農地区の栗きんとんが全国的に知れ渡るようになりました。
先日、高山市の隣に位置する飛騨市の『大久保製菓』で、岐阜の名物「柿」と「栗きんとん」の二つが一緒になっている和菓子「長寿柿」を購入しました。県内では同じような商品を出している店はいくつかあり、どちらかといえば恵那市にある『良平堂』の「栗福柿」の方が有名です。
ただ、今回は飛騨市。この町は昨年、大ヒットした映画「君の名は。」の舞台になり、未だに聖地巡りでにぎわっています。友人の家へ「長寿柿」を持っていき、食べながら、「君の名は。」の話をしました。手土産には話題性も大切です。
さて、今回の主役『大久保製菓舗』の「長寿柿」。本来、柿に餡が入っているお菓子なのですが、栗の時期になると期間限定で栗きんとんが入っているんです。あっ、干し柿は市田柿だった。長野県の名物か……まぁ、いっか。

※掲載情報は 2017/12/06 時点のものとなります。

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キュレーター情報

イシコ(石原英一)

旅行作家・エッセイスト

イシコ(石原英一)

1968年岐阜県生まれ。静岡大学理学部数学科卒業後、大道芸を使った子供ショーをしながら全国を行脚する生活を10年程続ける。2003年(有)ホワイトマンプロジェクト設立。5年間限定で国内外問わず50名近いメンバーが顔を白塗りにすることでさまざまなボーダーを取り払い、ショーや写真を使った表現活動や環境教育を行う。一方、女性ファッション誌編集長、WEBマガジン編集長を経て、「MONOマガジン」や「散歩の達人」などに連載を持つようになり、エッセイストとしての活動を始める。2008年から2009年まで「SKYWARD」、「SANKEI EXPRESS」、「nakata.net」など新聞、雑誌、WEBに「旅」や「食」をテーマにした連載やブログを持ちながら世界一周。
帰国後、岐阜県安八町に移住し、ヤギと暮らしながら、「旅」と「散歩」をテーマにWEB、書籍、テレビ、講演、商品プロデュースなどを通して表現している。著書に「世界一周ひとりメシ」(幻冬舎文庫)、「世界一周ひとりメシ in JAPAN」(幻冬舎文庫)、「世界一周飲み歩き」(朝日文庫)がある。

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