地球の裏側でとれた、ブラジルの新茶ってどんな味!?

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地球の裏側でとれた、ブラジルの新茶ってどんな味!?

ちゃんとおいしい!ブラジル新茶

新茶といえば、八十八夜。立春から数えて88日目を「八十八夜」といい、このころに摘んだお茶は特別においしいと古くから言われています。この八十八夜前後、4月~6月くらいの間に、新茶を街でたくさんみかける人も多かったことでしょう。それだけに、秋に新茶と聞くと「??」となるのも当たり前ですが、こちらのお茶は正真正銘、新茶です。それもそのはず、地球の裏側、なんとブラジルの茶園で作られた新茶なのです。お茶の仕事をしていると、もうだいたい色々なお茶を飲んでいるのですが、ブラジルの新茶をその季節に味わう経験はあまりなかったので、ワクワクしながら頂きました。お茶の形状も日本茶となんら変わりはなく、色も香りも美しい。そしてお味も…新茶でした!想像した味わいと全然違って、思わず声が出てしまいました。味わい深く、鼻から抜ける爽やかな風が上品。少しだけ遠くに花のような美しい色味が見え、その調和がとても整っていました。外国で作ったお茶とは全く思えないような本当に素敵な味わいに思わず、そこにいた皆で「おいしいね!新茶だね!!」と顔を見合わせてうなづいていました。
それもそのはず、こちらは山本山のお茶で、直営のブラジル茶園で栽培されているそう。日本の農薬基準に基づいて栽培されたやぶきたの品種だそう。1年で2度こんな風に「新茶」を頂けるなんて、贅沢!ご家族で、友達と、ワイワイ言いながらブラジルに想いを馳せながら、新茶を頂いてみてはいかがでしょうか?

※掲載情報は 2017/10/27 時点のものとなります。

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キュレーター情報

茂木雅世

日本茶アーティスト・煎茶道東阿部流師範

茂木雅世

急須で淹れるお茶とその「まわり」を、ちょっとおもしろくする人。煎茶の出番すらなかった場所にも積極的に急須とともに参上し、全国様々な場所でJAPANESE TEA PARTYを開催。多くのクリエイターとコラボをしながら普段急須を使ってお茶を淹れない若い人にも「やっぱり急須のお茶っていいね」と思ってもらえるきっかけとなるような風景や場所、物を多く生み出しています。

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