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1：【九曜の紋】ポルトガルから伝来！ 細川忠興に愛された熊本銘「加勢以多」
細川家の家紋“九曜の紋”を焼き付けて、細川家秘伝のお菓子を再現した熊本銘菓「加勢以多（かせいた）」。細川藩政時代から熊本に伝えられた和菓子は、甘酸っぱいマルメロ（西洋かりん）で作ったジャムを、もち米でできた薄い板で挟んだもの。ポルトガルより伝来したこの菓子は、細川忠興に気に入られ徳川幕府や京都の公卿たちへの献上品として用いられました。さっくりとした口あたりと、ほのかな甘酸っぱさが印象に残ります。
2：【揚羽蝶】しっとり皮にやさしい白あん！姫路っ子に絶大な人気を誇る「三左衛門」
かつて江戸時代に徳川家康の娘婿である池田三左衛門輝政が18代城主となり、400年前に姫路城を築城した池田家の家紋といえば“揚羽蝶（あげはちょう）”。その文様が描かれた『高砂屋』の「三左衛門」は、姫路っ子にはおなじみのお菓子。小麦粉と卵、砂糖、はちみつで作ったおまんじゅうは、もちもちでしっとりとした口あたりの皮に、なめらかで上品な白あんのやさしい甘さが広がります。
3：【引両紋】桃がほんのり香る！ 華やかでおしゃれなめずらしいフレーバー日本茶
高貴で強運を表す紋様で、足利氏を筆頭に全国に名を馳せた戦国大名たちが好んで使った家紋である『引両紋』を店名にしたお茶屋さん。丸に三つ引きの紋を用いたラベルが印象的な「紋果」は、岡山の果物をフレーバーに使った珍しい日本茶。写真の「桃」は、岡山の茎茶に岡山産桃のフリーズドライがブレンドされた、日本茶なのに桃がふわりと香る不思議な味わい。来客時のおもてなしに話のタネとなる一品です。
4：【五三桐】緻密でしなやか！ 進化形とも言えるカベルネ・ソーヴィニヨン
元は天皇家専用の家紋であった“五三桐（ごさんのきり）”をラベルにしているのは、日本人醸造家・林泰久氏による初のヴィンテージワイン「PAULOWNIA（パウロニア）」。カリフォルニアらしい華やかな果実味の中に複雑味とエレガントさが含まれ、カベルネ・ソーヴィニヨン100%とは思えない緻密さとしなやかさに溢れています。希少なロゼワインや、カジュアルなシーンにオススメというセカンドラベルもお見逃しなく。
5：【葵紋】徳川家御用達！ 800年の歴史をもつ由緒正しい産地で育まれる「葵茶」
お茶を飲むというごく日常的な営みに美を感じ取る日本人の感性を伝えるために、もとは海外向けの商品として作られたのが「葵茶」です。作られているのは安倍川餅で有名な安倍川の上流“本山”で、宇治と並び約800年という歴史をもつ由緒正しいお茶の産地。徳川家御用達のお茶として愛されてきた日本茶で、パッケージの葵の御紋も家康ゆかりの久能山東照宮よりいただいたのだそう。ふくよかな香りと深く澄みわたる味わいを楽しんで。
6：【会津葵】カステラ豪華バージョン！ 歴史好きを唸らせる由緒正しき「かすてあん」
会津松平家の家紋“会津葵”を施したこちらは、会津藩御用の茶問屋だった由緒ある老舗『上菓子司会津葵』の「かすてあん」。四角いカステラの間に、「かすてあん会津葵」は上品なこしあんを、「かすてあん江戸葵」は桃・りんご・バナナ・レーズンの4種の果肉を挟んでいます。それぞれカステラに藩公の文庫印・会津秘府や家康公の御朱印を刻していて、歴史好きにはたまらないお土産として愛されています。
7：【オリジナル甘紋】かわいい好きな女子も必見！ オシャレな専門店のあんぱん
店舗のデザインもパッケージもあまりにお洒落でスタイリッシュな京都のあんぱん専門店『SIZUYAPAN』。和菓子のような美しい断面のあんぱんは、生地のしっとり感と厳選された素材を使ったあんの組み合わせが極上。それらのパッケージにそれぞれ施されている家紋のような文様は、家紋を元にデザインされた甘さを伝える“甘紋（かもん）”なのだとか。かわいいいもの好きな女子にも選ばれる人気の京都土産です。
※掲載情報は 2017/10/16 時点のものとなります。
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