そもそも何が違う?夏に食べたい和菓子ひんやりおいしい「羊羹」と「ういろう」

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夏になると「ひんやり」とした和菓子が恋しくなりますよね。冷やして食べる和菓子といえば、思いつくのが羊羹という方も少なくないのではないでしょうか。でも、羊羹といっても「練羊羹」、「水羊羹」、「蒸し羊羹」など色々あって、どれにしようか悩んでしまいますよね。更に蒸し羊羹から「芋羊羹」や「ういろう」が派生しているのだそうですが、そもそも「羊羹」と「ういろう」の違いとは何なのでしょうか。見た目は殆ど変わらないのですが、実は使用している「材料」や固め方が違うのだそうです。ようかんは、主に小豆を使用し寒天で固め、ういろうは、主に穀粉や砂糖、こしあんなどを使っており、蒸し固めるのだそうです。今回はそれぞれのジャンルで厳選した羊羹を5つ紹介します。

1:【蒸ようかん】もっちりがクセになる!米分の元祖栗蒸ようかん

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「元祖栗蒸ようかん」の米分は、初代常吉が大正八年に成田山参道で、初めて「栗蒸ようかん」を創り始めたのだそうです。元祖のおいしい和菓子と聞くと食べてみたくなってしまいますよね。
絶妙な塩味と、厳選した栗を埋め込み、丁寧に蒸し上げることで、甘さ控え目で「もちもち」とした何とも言えない食感が生まれるのだそうです。味もさることながら、お値段も1本500円というのがお手頃で嬉しいですよね。オンラインショッピングで、購入する事も出来ますので、暑い夏には冷たいお茶と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

2:【水羊羹】甘さ控えめ「口どけ優しい」鬼平のひんやり水羊羹

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日光の銘菓、鬼平の水羊羹は「ほんのり甘い」とう言葉がしっくりくるような、みずみずしく、さっぱりとして食べやすい水羊羹です。微かな甘味で豆の風味を味わう和菓子だと聞いてしまうと食べてみたくなってしまいますよね。
暑い夏には、口どけ優しい鬼平の水羊羹を冷やして、その滑らかで控えめな甘さに癒されながら、涼を感じるというのも風流でよいのではないでしょうか。甘さが控え目で、みずみずしい羊羹なので、1人で一気に食べてしまう人もいるそうなのですが、家族や大切な人と一緒に食べたい一品ですね。

3:【ういろ】甘過ぎず、もっちり人気の伊勢名物「生ういろ」

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虎屋ういろの「生ういろ」は、防腐剤を使っていないのであまり日持ちはしないのですが、幅広い年齢層のお客様に人気の「あっさり」とした「優しい」味と「弾力」が自慢です。
伊勢地方では、黒砂糖でういろうを作るのだそうですが、虎屋「ういろ」ではその「ういろう」を元にアレンジし、小麦粉を使用した定番の「ういろ」と季節の「ういろ」を合わせた約35種類あるのだそうです。夏らしい「スイカういろ」などもあるので、家で食べるだけではなく、手土産用の和菓子としてもよいのではないでしょうか。

4:【小城羊羹】昔懐かしいシャリシャリ食感が嬉しい、村岡屋の小城羊羹

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村岡屋の「昔風味の小城羊羹」は、外がシャリシャリの食感がたまらない、甘さ控え目な和菓子です。良質な素材と職人さんの丁寧な仕事で練り上げて作った羊羹は、シャリッとした歯触りが懐かしいというお客様の為に一部を昔の手法に戻し製造しているのだそうです。
防腐剤がなかった時代は、日持ちを良くするため、周囲を白く糖化させていたのだそうです。今年の夏は、昔懐かしい和菓子で涼を感じてみてはいかがでしょうか。

5:【練羊羹】東京駅限定、老舗「とらや」を代表する練羊羹「夜の梅」

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老舗「とらや」を代表する商品のひとつといえば、小倉羊羹「夜の梅」なのだそうです。TORAYA TOKYO限定パッケージの「夜の梅」は、小さな手帳程のサイズなので手軽に持ち運びが出来ますし、東京駅でしか購入できないので、夏に帰省する際の手土産や出張のお供にもピッタリです。
スティックタイプの小形羊羹なので、包丁で切る手間も省けますし、気軽に歴史を感じられる和菓子を食べられるというのも嬉しいですね。

※掲載情報は 2017/07/02 時点のものとなります。

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