ペーストに、パスタに。常温保存できる明太子、ふくやの「缶明太子 油漬け」

ペーストに、パスタに。常温保存できる明太子、ふくやの「缶明太子 油漬け」

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明太子のパイオニア・ふくやが開発

これはふくやが開発した「缶明太子 油漬け」。すなわち明太子の缶詰であります。


缶詰だから常温保存が可能。そして、加熱してあるから生の明太子とは食感が違う。舌の上でぷちぷちと弾け、中から魚卵のうまみが飛び出してくるのだ。それが油と混ざり合い、今まで味わったことのないこっくりした風味になる。

 

使われている油は綿実油(めんじつゆ)という高級油で、あの小さな「綿」の種を絞って得られるものだ。舌触りはさらっとしているが、飲み込んだあとには上品なコクが残る。とても美味しい油であります。

 

この缶詰を見ていて真っ先に思いついたのがギリシアの「タラモサラタ」だった。早速試してみよう。

じゃがいもさえ茹でれば、「缶たん」!

ペーストに、パスタに。常温保存できる明太子、ふくやの「缶明太子 油漬け」

使う材料はこの4つ。茹でて皮を剥いて潰したじゃがいも100g、すり下ろした玉ねぎ1/3コ分、レモン汁1/2コ分に、缶明太子は1缶を全部使い切る。

 

本来のタラモサラタはオリーブ油やサラダ油を加えるが、缶明太子がそもそも油漬けになっているから、その油だけで充分だ。

混ぜ具合はお好みで

ペーストに、パスタに。常温保存できる明太子、ふくやの「缶明太子 油漬け」

あとは材料をボウルで混ぜるだけ。
タラモサラタというとねっとりペースト状のイメージがあるが、ギリシアではさっくり混ぜたくらいのものが多かった。
じゃがいもも完全に潰さず、少しころころしてるくらいでも美味しい。

ピリ辛が「いい缶じ」!

ペーストに、パスタに。常温保存できる明太子、ふくやの「缶明太子 油漬け」

かくのごとし。
パンを切ってぺたぺた塗りつけ、頬張ってみると……。
おお、これはこれでちゃんとタラモサラタになっている。生の魚卵じゃないから風味がマイルドである。
それと、たらこではなく明太子なのでピリ辛であります(当たり前だけど)。

 

生の明太子は冷蔵でもあまり日持ちしないが、これは缶詰だからとっても気楽である。バターと海苔を加えれば明太子スパゲッティが出来るし、茹でたキヌアと混ぜてドレッシング的に使っても美味しそうだ。お値段は税込で756円也。

 

ごちそうさま!

※掲載情報は 2017/04/13 時点のものとなります。

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キュレーター情報

黒川勇人

缶詰博士

黒川勇人

昭和41年福島県生まれ。平成16年から世界の缶詰を紹介する『缶詰blog』を執筆。缶詰に精通していることから"缶詰博士"と呼ばれ、TVやラジオ、新聞など各種メディアで活躍中。国内外の缶詰メーカーを訪れ、開発に至る経緯や、製造に対する現場の“思い”まで取材するのが特徴。そのため独自の視点から缶詰の魅力を引き出し、紹介している。
著書は『おつまみ缶詰酒場』(アスキー新書)、『缶詰博士・黒川勇人の缶詰本』(タツミムック)、『缶づめ寿司』(ビーナイス)、『日本全国ローカル缶詰 驚きの逸品36』(講談社プラスアルファ新書)『缶詰博士が選ぶ!「レジェンド缶詰」究極の逸品36』(講談社プラスアルファ新書)、『安い!早い!だけどとてつもなく旨い! 缶たん料理100』(講談社)など。小曽根マネージメントプロ所属。
お問い合わせ Mail:k-k@kosone-mp.com

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